Floor Planはシートに家の間取りを書き込んでいく紙ペンゲームです。Welcome to…を手がけたDEEP WATER GAMESの新作で、まだ発売前ですが、現在メーカーサイトからPnPデータをダウンロードすることができます。
Floor Planについて
各プレイヤーは間取り図シートを受け取ります。
その他に3種類のクライアントカードとダイス2個を使用します。
クライアントカードは、建築、造園、インテリアデザインの3種類に分かれており、ゲームではそれぞれ1枚ずつをランダムで使用します。カードには「○○ごとに1点」「○○と××があれば7点」といった得点条件が描かれています。
ゲームはダイスを振る16ラウンドとボーナス4ラウンドの合計20ラウンドです。
ラウンド開始時にいずれかのプレイヤーがダイスを2つ振り、その目にしたがって全員がシートに書き込んでいきます。
手番ではダイスの目を使用して、以下のどちらかのアクションを実行します。
A: 部屋の作成
ダイスの目2つを使って部屋を描きます。たとえば、出目が3と4だと3×4マス(または4×3マス)の部屋になります。部屋の種類は目によって決まっています。
- ワイルド:任意の数字として使用
- 洗面所(W)
- 寝室(B)
- リビング(L)
- ダイニング(D)
- キッチン(K)
先ほどのように3と4の目だと、寝室かリビングのどちらかになり、部屋に上記のアルファベットを描いておきます。
また作成した部屋の種類に応じて用紙にチェックを入れます。部屋の数によってボーナスアクションが使えるようになります。
B: 特色(Features)の作成
部屋とは違い、特色は目ごとに違うものを書き込みます。
- ワイルド:任意の数字として使用
- 窓:2×1の窓を2枚描きます
- ドア:1×1のドアを3つ描きます
- プール:4マスのプールを描きます
- 生け垣:5マスの生け垣を描きます
- 石:6つの石を描きます
4ラウンドごとにボーナスラウンドがあり、紙に書かれたダイスの目でアクションを実行します。
これを20ラウンド行うとゲーム終了です。
最終得点計算を行い、もっとも得点が多いプレイヤーの勝利です。
うちドア多くない?
発売前のデモ版ということもあり、いくつか不明な点(たとえば、間取り図シートと説明書で目の効果が異なるなど)がありますが、問題なく遊ぶことができます。
クライアントカードによって、ある程度指針が示されるので、それに従って家を設計していくことになります。
部屋を作るとごとに「ダイスを好きな目にできる」「特色を2倍書ける」「部屋を2回作れる」といったボーナスが使えるようになるので、それを上手く活用して高得点を目指していきます。
実際やってみるとかなり地味です(笑)
部屋には頭文字しか書き込まないので、具体的なイメージが湧きません。完成した間取り図を見ると、やたらと寝室があったり、各部屋から外に出るドアがあったりとヘンテコなことになっているのですが、いまいちおかしさが伝わりません。
また、クライアントカードは思ったよりも条件が易しく「あとこれがでれば……!」ということもなく、お互いにすべて達成してしまいました。
準備するものはそれほどないので、紙ペンゲームが好きな人なら試してみてもいいかもしれませんね。