ボードゲーム

[ボードゲーム] 電力会社 紹介

[PR]記事内に商品プロモーションを含む場合があります

電力会社は発電所を競り落とし、資源を購入して電気を作り、各都市に供給していく2~6人用のゲームです。フリードマン・フリーゼの代表作でもあり、さまざまなバージョン違いや拡張マップ、派生作品などが出ている人気作品です。

電力会社について

各プレイヤーに初期資金を渡します。

それから発電所カードを場に並べます。

各ラウンドは以下のフェイズに分かれています。

  1. ターンオーダーの決定
  2. 発電所の競り(オークション)
  3. 資源の購入
  4. 建設
  5. 決算

送電するために、まず発電所を競り落とします。

発電所は、石炭、石油、ゴミ、ウランなどによって電気を産み出します。風力発電は資源を必要としません。中には石炭と石油のどちらも使えるハイブリッドな発電所もあります。

次に資源を購入します。自分の発電所に必要なものを好きなだけ買うことができます。ただし、どんどん価格があがっていきます。

発電所と資源がそろったら電気を伝えるネットワークを建設します。接続コストを支払い、隣接する都市につなげていきます。

最後に今回電気を供給した都市の数に応じて収入を得ます。

これを繰り返して、プレイ人数に応じた都市数に送電したプレイヤーがでればゲーム終了です。

もっとも多くの都市に電力を供給できたプレイヤーの勝利です。

さまざまな要素が詰まった名作

ボードゲームの電力会社

競り、リソース管理、陣取りと、さまざまな要素がつまった名作です。

資源は需要が高まるほど値段があがっていくため、他のプレイヤーが何を必要としているかよく見ておく必要があります。ネットワークの構築も陣取り要素が強く、他のプレイヤーの妨害を避けつつ、自分の都市を伸ばしていかなければなりません。

価格設定も絶妙で「あと1金あれば……」というシーンも多いです。

ほとんどのフェイズで他プレイヤーの動向を窺う必要があるため、かなりインタラクション性は強めです。

それでいながら基本ルールはそこまで複雑ではないので、ファンが多いのも納得のゲームです。

これまでにさまざまな拡張が出ており、マップによって違った味付けがなされているので新鮮な気持ちで遊ぶことができます。

2019年07月に電力会社 充電完了!という新版がでるので、今まで気になっていたけど未プレイという人にもぜひ試して欲しいゲームです。

さまざまな要素が詰まった名作の1つです。
ABOUT ME
ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。