オールザウェイホームは5頭の豚のレースをテーマにした2~5人用のゲームです。手番ではカードを1枚プレイして、その色の豚を進めます。その豚が先頭になればエサチップがもらえます。これを手札を出し切るまで繰り返すのですが、最後に出したカードの豚が先頭でないとすべてのチップが没収されます。
オールザウェイホームについて
タイルを環状に並べてコースを作ります。タイルにはさまざまなイラストが描かれていますが特に効果はありません。コース上に5頭の豚を並べます。コース中央にストックとしてエサチップを置いておきます。
各プレイヤーに7枚ずつカードを配ります。カードには5頭の豚のうち、いずれかのイラストが描かれています。カードは1色につき8枚の40枚で、配られなかったカードは使用しません。
手番ではカードを1枚プレイして、その色の豚を進めます。
空いているマスがあればそこに、すでに別の豚がいるならばそれを飛び越えていきます。動かした豚が先頭に来るとエサチップを1枚もらえます。
これを全員の手札がなくなるまで繰り返します。ただし、最後の1枚をプレイしたときに、その豚が先頭に来ない場合は、それまでに獲得したチップをすべて捨てなければなりません。これで1ラウンド終了です。
全3ラウンド行い、もっとも多くのエサチップを持っているプレイヤーの勝利です。
最後にどのカードを残すかが重要

小さな子供でも楽しめるシンプルなレースゲームです。カードには豚のイラストしか描かれておらず、数字すらもありません。
それまでの経過に関わらず、7枚目で1位を取らないとチップが増えません。この最後の1つだけが意味をもつ感じは、5本のきゅうりと似ていますね。

運要素はかなりあり、自分が持っているカードが全然1位を取れないと結局何も取れずに終わってしまいます。ただ、そこまでシリアスに遊ぶタイプのゲームでもないので、そのときはそのときで仕方ないですね。
豚たちの状況を見つつ、どのカードを残すかが悩ましいゲームです。
それから、豚コマが思ったよりやわらかいので初めて触るとちょっとビックリします。
タイトル | Galloping Pigs |
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発行年 | 1992年 |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 30分 |
デザイナー | Heinz Meister |