少し時間が空いてしまいましたが、前回の記事の続きです。
引き続き参加人数は4人のままです。
ツォルキン

過去の記録を見ると、前回のプレイは2013年の8月のようでした。
1年以上ぶりとなるプレイです。
何といっても目立つのは、マップ上にある歯車です。
このギミックは見てるだけで、わくわくを感じさせますね。
歯車を存分に活かしたワーカープレイスメントで、基本的には「コマを置くか」「コマを回収するか」という2択で行われます。
ただ、後半で気づいたのですが、食糧供給のタイミングを間違っていました。
(ラウンド開始時に行っていました)
今回が初回のプレイヤーが、食糧を軽減する建物も建てずに、ワーカーを6人まで増やし、みんなから「本当に大丈夫なのか」と心配されていましたが、フタを開けてみれば彼が1位でした。
こんな勝ち方もできるんですね。
インスト込みで2時間半ほどで、気軽に遊べるものではないですが、これはリプレイ欲が高いです。
ブゾク

以前から気になっていたのですが、ネットではなかなか手に入れることができず、東京で買ってきたものです。
(参照:東京・宇都宮のゲームショップに行ってきました)
ツクルカさんによる、4人専用のカードゲームです。
2対2のペアで行うもので、他の多くのゲームと同様、仲間の手札に関する話し合いなどは禁止です。
ペア戦のゲームの多くは、ペアとなる2人が向かい合って座ることが多いですが、このゲームでは隣同士で座ります。
カードの出し方も独特で、チームごとにカードを出すことになります。
まずペアの2人が手札から1枚のカードを選びます。
この段階では何のカードを選んだかは、他の人には分かりません。
2人が出すカードを決めたら、どちらが先に出すか、または後に出すかということを話します。
もちろんここでも自分がどんなカードを出したかなどは相談できません。
あくまでも、順番を決めるだけです。
そのため、お互いに「後がいい」または「先で」ということも、よくあります。
これをお互いに繰り返していき、ラウンド終了の条件を満たせば、双方に得点が入ります。(失点の場合もあります)
これを4ラウンド繰り返し、終了時に点数が多かったペアの勝ちです。
4ラウンドまで一通りやってみたのですが、これは繰り返して遊ばないと、なかなか面白さがつかめないと思います。
「もっとやってみれば面白くなってきそう」という感想が主でした。
確かに、どこでどのカードを出すべきか、というのが直感的につかみづらいため、終始「これでいいんだよな?」という疑問符がついてまわる状態でした。
1回のプレイだけでは何とも評価しがたいですね。
ジキルとハイド
ペア戦のトリックテイキングです。
2人が初プレイでした。
トリックテイキング自体は、いくつかプレイしたことがあるメンバーなので、ルール自体はすんなり飲み込めたようです。
このゲームでは、ペア同士が向かいあってプレイするのが基本なのですが、ヴァリアントでペア同士が隣同士に座るやり方もあります。
今回は、隣同士でのヴァリアントを試してみることにしました。
ランダムでペアを決めたのですが、経験者2人 対 初回2人というチーム分けに。
経験者といっても、1回か2回くらいしか変わらないので、大丈夫だろうということで、そのまま始めました。
この前は500点までとしましたが、今回は正規のルールである1,000点を目指します。
ラウンド | 自分チーム | 相手チーム |
1 | 47 | 26 |
2 | 137 | 58 |
3 | 285 | 58 |
4 | 324 | 293 |
5 | 486 | 299 |
6 | 636 | 389 |
7 | 753 | 452 |
8 | 779 | 588 |
9 | 863 | 630 |
10 | 995 | 630 |
11 | 1171 | 710 |
どこかにニーズがあるとも思えませんが、得点表も掲載してみました。
経験の差もあり、終始リードしたまま、最後も容赦ない得点で勝ちました(笑
ちなみに2時間ほどかかりました。
いやぁ、やはりこれは面白いですね。
今後、4人のときの定番になりそうな感じがあります。
ルール自体もそこまで複雑ではないですし、チーム戦の妙が存分に味わえます。
ただ、もうちょっとカードを見やすくして欲しいなぁと。
アルファベットと数字が小さな白字なので、光に当たったりすると、まったく見えなかったりします。
慣れてくると絵だけで分かるようになるのでしょうか。
この日遊んだゲームの感想
初プレイであったトリプルクラウンが印象に残りました。
4人専用というハードルはありますが、トランプで出来るので、ぜひ試して欲しいです。
そこまでガチガチにもならず、トリックテイキングを楽しめると思います。
ツォルキン:マヤ神聖歴も、やはりいいゲームですね。
わたしが持っているのは英語版ですが、言語依存はないため、特にプレイに支障はありません。
拡張はどんな感じなのでしょうか。
ブゾクは繰り返し遊んだ方がいいと思うのですが、ペア戦の定番として「ごいた」「ティチュー」「ロウボート」などがよく遊ばれているので、なかなか出番がないかもしれません。
「ジキルとハイド」は、かなり面白いです。
1年以上遊ばなかったのが、もったいないくらいですね。
ただ、万人に勧められるものではないなぁという気もします。