先日遊んだArchitects of the West Kingdomを早くもリプレイです。前回と同じ4人戦ですが、今回は個人ボードの能力ありです。それからトランプを使ったトリックテイキングのタントニーを遊びました。
Architects of the West Kingdom
ワーカーの回収方法が独特なワーカープレイスメントです。
配置したワーカーは自然には戻ってこず、誰かによって捕らえられ、塔に投獄されて、解放されれば戻ってきます。手元に戻ってくるまで時間がかかるため、計画立てて考えていないと、手番のときにワーカーがなくなってしまいます。
今回は2回目のプレイで、前回同様に4人戦ですが、2人が初プレイです。また、前回は共通ボードで遊びましたが、今回は能力ありのボードでプレイしました。
わたしが使ったのは、いかにもあくどそうな顔をしたおじさんで、開始時にワーカーの半数が投獄されています。美徳が低く、金はあるという分かりやすい設定です(笑)
前回同様、早々に美徳を減らし、税を踏み倒すプレイングでいきました。今回は人物のアイコンを早めにそろえ、建てられそうな建物はどんどん建てていきます。しかし、なかなかみんながわたしのワーカーを捕まえてくれないため、自分でつかまえ、自分で投獄し、自分で解放するという手順を強いられます。※自分のワーカーの場合は直接手元に戻ってくるようです。
そろそろ終わりそうだなと思ったタイミングで、1人のプレイヤーが建物をもう1つ建てるという効果を発動させ、思ったよりも早いタイミングで終わってしまいました。前回は残り1軒がなかなか建たなかったので、油断しましたね。
そこでの差がそのまま出た感じで、結構な差をつけられて負けてしまいました。
やはり能力ありでやった方が、方針がいろいろ分かれてよさそうです。特に難しい効果でもないので初回から能力ありでもいいかもしれません。
タントニー
気になるトリックテイキングがあるというので、遊んでみることにしました。
トランプを使ったトリックテイキングゲームで、作者は99やミニミゼールなどを手がけたデヴィッド・パーレットです。
3人用と4人用のルールがあるようですが、今回は4人のため、2対2のチーム戦でした。
切り札なし、マストフォローのトリックテイキングなのですが、トリックの獲得方法が独特です。トリックに勝ったプレイヤーは、リードのスートの1番小さい数字を表のまま上にしてカードを重ねます。
その後、このトリックを好きなプレイヤーにあげます。
そうしたら次はトリックを受け取ったプレイヤー(自分で受け取るのも可)がリードを行います。トリックは1人につき3トリックまでなので、もし3トリックを獲得していたら、強制的に他のプレイヤーにあげなければなりません。
獲得したトリックは自分の前に1つずつ並べていきます。トリックの1番上にあるカードによって得点が決まります。
これだけでもかなり変わっているのですが、このゲームは獲得したカードのが次のラウンドの自分の手札になります。
これを4ラウンド繰り返し、合計得点が多いチームの勝利です。
こちらの最初の手札が強かったこともあり、かなり一方的な展開になりました。トリックに勝てないと得点が低く、弱いトリックを受け取らされるため、当然次のラウンドの手札も弱くなってしまいます。あまりにも一方的になったので、ルールを何度か確認してみたのですが、特に間違っているところはありませんでした。
結局、4ラウンドやって189対126という差で、そのままわたしたちのチームが勝ちました。
どうやれば勝てるのか、なかなかつかみ所が難しいトリックテイキングです。