アグリコラの新しい追加カードの「アルティフェクスデッキ」で遊んでみました。そのあとは隠匿要素があるトランプゲームの44A、ワイナリーの四季:トスカーナ:ラインガウをプレイしました。
アグリコラ:アルティフェクスデッキ
アルティフェクスデッキはアグリコラ:リバイズドエディション用の追加カードで、小さい進歩60枚と職業60枚が加わります。このデッキだけで遊ぶこともできますし、他のデッキと混ぜて遊ぶこともできます。
せっかくなので今回はこのアルティフェクスデッキだけで遊んでみました。
3人戦で、1人は初プレイですが、カヴェルナをプレイしたことがあるので、ざっと違いについて説明してからスタートしました。小さい進歩と職業は7枚ずつを配り、交換などはありません。
アグリコラはカヴェルナと違い、何かしらの進歩がないと家畜を食べることができません。
そのため、早めにかまどを取り、食料を確保しやすくしました。今回は小さい進歩に「東洋のかまど」があったので、それに交換して交換比率を高めます。
ある程度食料が確保できたところで、あとは増員に向かいます。幸いにも他のプレイヤーがかまどや調理場に手を出すのが遅かったため、中盤まで家畜が自由に使えました。そのため、食料にはほとんど不自由しませんでした。
家族を5人にして、石の家まで改築し、すべてのマスを埋めて終了となりました。
マイナス点もなく、バランス良く農場を作ることができました。
久しぶりに遊びましたが、やはり安定した面白さがありますね。ルビーによる選択肢が多いカヴェルナとはまた違った楽しさがあります。
44A(ササキ)
1人が加わり、4人で44Aを遊びました。
トランプのゲームで配られたカードにより2対2のチーム戦になったり、1対3の非対称ゲームになったりします。
ベースはいわゆる大富豪系で、先に手札をすべてなくした人が勝ちです。最後の1人になるまでプレイを続け、自分とチームメイトの順位により得点が変わります。
チームメイトは手札によって決まるので、そのカードがプレイされるまでは誰が味方なのか分かりません。
こういった正体隠匿要素がありつつ、「ける/さす」や「走る/止まれ」などの独自要素もあり、なかなか面白いルールになっています。
カードの出し方もそんなに多くないので、簡単に遊べるのもいいですね。
ワイナリーの四季 トスカーナ ラインガウ
4人ともルールが分かっているゲームをということで、ワイナリーの四季で遊びました。
ゲームボードはトスカーナで特殊労働者と設備は使いません。カードはラインガウです。この組み合わせだとしっかりワインを造らないと勝てないので、1番ワイナリーらしさを感じることができます。
とはいっても、カードの効果は依然として強力なので、さすがにカードをまったく使わずに勝つのは難しいです。適度に自分にあったカードを引きつつ、しっかりワインを造り、出荷することで得点を集めていきます。
今回は上手いこと畑にあった樹を引くことができたため、あとはワイン造りに注力しました。ワインがどんどんできるものの、なかなか注文に合わず、後半はとにかく紫のカードを引いていました。
ワインが10個近くあり、紫のカードも5枚あるのに出荷できるのが1枚だけという、なかなかギリギリの展開でしたが、それを出荷してゲーム終了となりました。
終盤かなり追い上げられましたが、販促の得点で何とか逃げ切りました。
通常のカードだとワイン以外で得点できるものが多かったですが、ラインガウのカードはワイン造りに関係するものが多いのでテーマに合っていていいですね。定期的に遊びたくなるワーカープレイスメントです。