この日は初プレイのものを3つ遊びました。といっても新作ではなく、サンタマリアが2017年、スチームローラーズが2015年、辛いだけでいいのか?は2014年の作品です。
サンタマリア
ダイスドラフト+パズルといった感じのゲームです。
個人ボードにタイルを置いていき、そこに描かれたアクションを実行します。
アクションを実行する方法が2種類あり、お金を置いて1マスを発動するか、ダイスを置いて一列/一段を発動するかが選べます。
そのため、上手くタイルが配置できれば後半になるほど、一手番にできるアクションが増えていきます。
一度やり始めると、そんなに迷うようなことはないのですが、結構要素が多いため、初回はなかなか大変です。(BGGでのWeightも3を越えています)
得点を取る方法が多いため、ある程度、割り切らないと、どれも中途半端に終わってしまいそうです。
特殊効果やゲーム終了時得点がタイルによってランダムに決まるため、遊ぶ度にいろいろなやり方が試せそうですね。
スチームローラーズ
The Game GalleryのPodcastを聞いて、気になって購入したゲームです。
簡単に言うと紙ペンの蒸気の時代で、自分のシートに線路を書き込んだり、輸送力を強化したりして、貨物を輸送します。ただし、貨物は共通のボードにあるため、誰かに運ばれるとどんどんなくなってしまいます。そうして3つ以上の都市から貨物がなくなるとゲーム終了です。
アクションはダイスドラフトで決めます。
ダイスの目に応じて、線路を引く、アクションタイルを取る、輸送力を強化する、貨物を輸送するといったアクションを行っていきます。
今回は線路をどんどん伸ばしていき、一気に輸送を考えていたのですが、思いの外、展開が早く、せっかくつなげた線路を活かすことなくゲームが終わってしまいました。
ダイスによって必ずしも、したいアクションができないため、蒸気の時代より運要素が高いです。場合によっては連続して欲しい目がでないこともあり、なかなかもどかしいです。
今回はダイス目が偏っており、まさかの5個とも6という奇跡的なシーンもありました。
鉄道系のゲームを手軽に楽しみたい人にオススメです。
辛いだけでいいのか?
マストフォローのトリックテイキングです。ただし、リードスートが強くなく、ラウンド開始時に決められたスートの強弱により、トリックの勝敗を決めます。
また、背面がスートごとに違うのが特徴です。
4スートあり、トリックを始める前に自分が獲得するトリックの最多・最少スートをビッドします。あとはビッド通りスートが取れれば得点です。
最多・最少のスートだけに気を配ればいいのかと思いきや、関係ないスートが最多や最少になってしまうことも多く、すべてのスートに気を配らなければなりません。
これはなかなか予測が立てづらいですね。
マストフォローでありつつも、他のスートが切り札のような強さになってしまうため、勝とうと思っても勝てず、負けようとしても勝ってしまいます。
4人で4ラウンドやりましたが、トップと3倍近く離されて最下位でした。
2014年作品なので、それほど新しいものではないのですが、なかなか新鮮な体験でした。まだまだ変わったトリックテイキングがありそうですね。