Amazonで安くなっていたので購入したエスケープルーム:ザ・ゲームをやってみました。時限装置がついた謎解きで、謎を解いて正しい鍵の組み合わせを見つけ、それを差し込むことで先に進んでいきます。タイマーがカウントダウンしていくため、1シナリオ1時間で終わるようになっています。
エスケープルーム:ザ・ゲーム
いわゆる謎解きゲームです。
自宅でできる謎解きはだいぶ増えてきましたが、ここまで本格的なギミックがついているのはめずらしいです。
電池で作動する時限装置がついており、スタート押すとBGMが鳴り、タイマーがカウントダウンしていきます。
封筒に入った謎を解き、正しい4つの鍵を差し込むと「ピンポン」と鳴って先に進むことができます。誤った鍵を入れると「ブー」となって残り時間が減ります。
3つのシナリオが入っており、シナリオだけの拡張も発売されています。
今回はその中の1つ「プリズンブレイク」を3人でやってみました。
実際に鍵を差し込むという行為がアナログ感があっていいですね。アプリで入力するのとはだいぶ雰囲気が違います。
中にはヒントカードが入っており、残り時間の経過とともに見ることができるようになっています。謎によっては「どうやって解くんだ?」というものもあり、ヒントがないと、なかなか厳しかったです。
特に最後の謎は解説を見ても「そう言われればそうかもしれないけど……」という感じで、あまりスッキリしない終わり方でした。(一応、時間内に解くことはできましたが)
とりあえず残り2本を解いてみて、その結果次第では拡張にも手を出してみようかなと思います。
Nightfall(ナイトフォール)
吸血鬼や狼男といったミニオンを使役して、相手にダメージを与えるデッキ構築ゲームです。
一般的なデッキ構築との大きな違いは、ドラフトにより、自分だけが買うことができるサプライを決めることができる点です。最初にドラフトを行い、自分専用のサプライを2つ決め、その後で8種類の共通サプライが用意されます。
カードの出し方も変わっており、カード左上に書かれている月のアイコンがつながるようにチェーンをつなげて出していきます。色がつながっている限り、一度に何枚でもプレイすることが可能です。さらに手番以外のプレイヤーにも、そのチェーンにつなげる機会があります。
ゲームの流れとしてはミニオンを場に出す、それで攻撃、ダメージを受けると負傷カードがデッキに、負傷カードがなくなるとゲーム終了といった感じです。負傷カードがもっとも少ないプレイヤーの勝利です。
これだけ見ると負傷カードがドミニオンでいうところの「呪い」のような感じですが、ドローフェイズで負傷カードを引くと、それを捨てて新たにカードを引くことができるため、手札が増えて挽回しやすくなっています。
独自要素は多いですが、そこまでルールは難しくありません。ドミニオンなどの経験があれば問題なくプレイすることができます。
せっかく日本語化したので、しばらく遊んでみたいですね。
森の中のキツネ デュエット
2人用のトリックテイキングゲームです。前作は対戦型でしたが、今作は協力型になっています。
ボード上のマーカーを移動させて、マスにあるトークンをすべて回収すればクリアです。カードに足跡が描かれており、トリックに勝ったプレイヤーの方向に足跡の合計数だけマーカーが移動します。
手札がなくなると次のラウンドになり、またトークンが補充されてしまうため、できるだけ無駄な移動を控えて、効率よくトークンを回収していく必要があります。
レベル1は1度でクリアできたため、今回はレベル2でやってみました。
ボードが裏面になり、回収しなければならないトークンの数が増えます。
切り札あり、マストフォローのトリックテイキングですが、カードにテキスト効果があるのが特徴です。それにより移動する方向をコントロールしたり、歩数を調整したりしていきます。
どちらもトリックテイキング慣れしていることもあり、最終ラウンドの残り手札1枚でクリアすることができました。
2人用協力型トリックテイキングはかなりめずらしいです。なかなか変わったプレイ感なので、2人で遊ぶ機会がある人はぜひお試しください。