この日はPARKSの基本と拡張を連続して遊びました。拡張を入れると新しい要素がいくつか追加され、より選択肢の幅が広がります。
PARKS(パークス)

ハイカーとなってアメリカにある、さまざまな国立公園を訪れるゲームです。
トレイルタイルをシャッフルして一列に並べます。各プレイヤーは2つのワーカーを持っており、手番では1つのワーカーを好きなだけ進めることができます。
ただし、一方通行のため戻ることはできず、他のワーカーがあるスペースに止まることはできません。キャンプファイヤータイルを使えば、他のワーカーがあるところに止まることができます。
そうして資源を集めつつ、パークカードに描かれた組み合わせの資源を支払うことで、パークカードを獲得することができます。
他には、さまざまな効果をもたらすギアや水筒、個人目標になるイヤーカードなどがあります。
ギアと水筒を集めることで、もらえる資源が増えたり、コストが軽減されていくため、拡大再生産の一面も持ち合わせます。
シンプルなルールながら、どこまでワーカーを移動させるかが悩ましく、万人にウケそうなタイプのゲームです。カードのイラストがキレイで資源もそれぞれの形を模していたり、専用のトレイが用意されていたりと、コンポーネントの雰囲気も抜群にいいです。
各自が独自路線で進みつつも、終わってみると37対36対34と、かなりの接戦でした。
PARKS:NIGHTFALL

通常のパークスを遊んでから、今度は拡張を入れて遊んでみました。
拡張は全員が初プレイです。
パークスの拡張では新しいパークカードが加わるだけでなく、新たなアクションとしてキャンプが加わります。通常のタイル上にテントトークンが置かれており、それを使うことで追加されたアクションが行えるようになります。
拡張を使う場合、イヤーカードは全取っ替えになります。
これまでの「条件を満たせば2点・3点」といったものではなく、「○○につき△点」といった形式になったため、取れば取るほど得点が伸びるようになりました。また、パークカードに即時効果が加わり、さらに選択が悩ましくなりました。
このときのわたしのイヤーカードは「写真4枚につき1点」だったため、とにかく写真を撮りまくっていました。写真は資源を支払うことで撮ることができ、1枚1点になります。
実際のところ、写真にばかり集中していると、パークカードのコストが支払えなくなるため、あまりいいやり方ではなかったような気がします。結局、13枚取っても追加3点のため、それだったら普通にパークカードを取っていた方が得点が伸びていたような感じでした。
もう1人も野生動物が得点になるイヤーカードだったので、できるだけ数を残していたのですが、そうすると当然パークカードが取れなくなるため、そこまで得点は伸びていない印象でした。
終わってみると、40対39対37と、イヤーカードをそこまで重視しなかった人の勝利となりました。
わたしが写真、もう1人が野生動物と、かなり偏ったやり方をしていたのですが、これでも接戦になったため、なかなかバランスが取れているなと感心しました。
ルール量はそこまで変わらず、選択肢が増えるため、パークスが好きな人は入れた方がいい拡張です。
