この日は3人だったので、あらかじめこちらでいくつか候補を選んでおき、その中から遊ぶゲームを選んでもらいました。というわけで、約2年ぶりにキーフロウを遊びました。
キーフロウ
キーシリーズの1つで、ドラフトで行うキーフラワーのようなゲームです。
春、夏、秋、冬の4つのラウンドがあり、ドラフトで獲得したカードをプレイしていきます。
カードは自分の村に置くものと、アクションを実行するためのキープルが書かれたものがあります。キープルカードには矢印が書かれており、矢印さえ向いていれば隣の人のアクションも利用可能です。
アイコンがキーフラワーそのものなので、そちらを遊んだことがあれば、すぐに理解可能です。
得点の取り方も「○色のキープル1つにつき○点」「技術タイル1枚○点」「羊1匹につき○点」といった感じで、そこまで複雑なものはありません。
カードの効果はすべてアイコンで、テキスト効果などはなく、文字はカード名くらいなので日本語化しなくてもプレイに支障はないです。
キーフラワーでは競りと生産を同時に行っていたので、ちょっと複雑でしたが、キーフロウはドラフトして1枚プレイの繰り返しなので、かなり分かりやすくなっています。また、キーフラワーであった色のしばりもなくなっているため、かなり自由にアクションが行えます。
それでいながら資源トークンを輸送するといった要素や、セットコレクションでの得点などはしっかり残っているため、ただのカードドラフトでは終わらない仕上がりになっています。
両隣の人の村を使うことができるため、3人で遊ぶのがよさそうです。
今回は3人戦で自分だけがプレイ経験ありでした。ルール説明からプレイ終了まで2時間ほどだったので、キーフラワーだとちょっと重いという人にもオススメです。
緑の国のアリス
フリードマン・フリーゼ作のファストフォワードシリーズ第3弾です。
ファストフォワードシリーズは、カードが順番に並んでおり、それを公開していくことで徐々にルールが明らかになっていきます。そのため、ルールブックがありません。
緑の国のアリスは1~4人用のゲームですが、必ず4人のキャラクターを使用します。そのため、4人未満で遊ぶ場合は、誰かが複数のキャラクターを使ったり、残ったキャラクターをみんなで操作したりします。
ネタバレになるので、詳しい説明は避け、簡単に概要を書きます。
4人のキャラクターがそれぞれカードを持っています。カードの中に緑の怪物カードがあり、これを持っている人に手番が来てしまうと、ゲームオーバーです。
そのため、手番順を逆にしたり、手番をスキップしたり、カードを交換したりして、とにかく怪物を持っている人に手番が来ないように調整していきます。
いやぁ、これは難しいですね。
初回はあっさり終わってしまったのですが、2回目もそこまで先には進めませんでした。
実際にやってみた感じ、ほぼパズルなので1人で遊ぶのもよさそうです。BGGを見てもベスト人数は1人でした。
トライアンドエラーを繰り返して、少しずつ先に進めていく感じのゲームです。