宮城県大崎市で行われた第19回大崎ボードゲーム会に参加してきました。会場はいつもと同じ大崎市図書館です。原則マスク着用のボードゲームのオープン会です。
第19回大崎ボードゲーム会について
2022年01月16日(日)13:00~20:30に大崎市図書館(来楽里ホール) 研修室で行われました。TwiPlaで事前の参加確認がありましたが、予約なしでの参加も可能です。
感染予防のため、18歳以上の人に入場が制限されました。また、もしものときのためにフォームから連絡先の入力が必要になります。
参加費は部屋代をそのときの参加人数で割った金額で、この日は300円でした。
大崎ボードゲーム会で遊んだゲーム
ヒーフー!!
4~5人用のトリックテイキングゲームです。
全9ラウンド行い、その中で2トリックだけ取ることを目指します。2トリック未満だと得点にならず、3トリック取るとその時点で脱落してしまいます。
最初に配られた手札の中から、今回使う9枚を選びます。残りは非公開で捨てるため、どのカードが使われていないのかわかりません。これにより、カウンティングがしづらくなっています。
とてもわかりやすいルールで、トリックテイキングの導入としてもちょうどいいですね。
テラフォーミングマーズ:アレスエクスペディション
カードゲーム版のテラフォーミングマーズです。
フレーバーや使用される資源はほとんど同じなのですが、アクションの進め方がヴァリアブルフェイズオーダーに変更されています。
ラウンド開始時に5つあるアクションのうち1つを選び、一斉に公開して1から順番に解決していきます。他の人が選んだアクションも行うことができますが、選んだ人には特権があります。
もともとのテラフォーミングマーズは手番で1~2アクションすることができたため、とりあえず1アクションだけやって様子を見ることができました。アレスエクスペディションでは、そういったことがなくなったため、だいぶゲームのテンポがよくなっています。
また、カードを捨てるのもアクションではなく、フリーになったため、サクサク進むようになっています。
企業ごとの能力は健在なので、カードゲーム版でも十分という人も多そうです。
ゴーレム
さまざまなパラメータを管理してゴーレムをコントロールするゲームです。ゴーレムは勝手に進んでしまうため、制御しきれなくなると失点になってしまいます。
要素は多いですが、手番ですることはマーブルを取ってそのアクションをするか、ワーカーを配置してラビアクションをするかなので、わかりやすいです。
パラメーターを上げることで、さまざまな能力が開放されたり、強化されたりしていきます。そうして拡大再生産していき、全4ラウンドが終わるとゲーム終了です。
タイルやマーブルの出方に翻弄されつつ、最適な手を選んでいく感じです。情報量は相当ありますが、テキスト効果がないため、そこまで難しくはありません。
4人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで3時間ほどでした。
ワーリング・ウィッチクラフト
資源を変換して、隣の人に押しつける落ちものパズルのようなゲームです。
左隣からもらった素材を使って、レシピに従って変換します。できあがったものは右隣に渡します。これを繰り返していって、相手が持ちきれなくなった分が自分の得点になります。
そのため、両隣に注意を払いながら、どの素材を使って、どの素材を作り出すかを考えます。
アクションが同時進行なので、テンポよく遊べます。1ゲームもそれほど長くないため「もう1回!」となりやすいゲームです。
これは日本語版が出れば、また話題になりそうですね。
デクリプト
前はオープン会のたびに遊んでいたのですが、久しぶりにプレイしました。
チーム戦で行う連想ゲームで、味方には伝わるような、相手には伝わらないようなヒントを考えます。バレてしまうと相手の得点になり、味方に伝わらないと失点になってしまいます。
絶妙なレベルのヒントを考える必要があり、なかなか悩ましいゲームです。会心のヒントを思いついたときや、相手のキーワードを見破ったときの爽快感は相当なものです。
今回は両チームとも、早々にひとつはバレてしまいましたが、残り2つで苦戦しました。結局、先に敵チームにバレてしまい、こちらの負けとなりました。
久しぶりに遊びましたが、やはり盛り上がりますね。
第19回大崎ボードゲーム会の感想
この日の参加者は8名でした。
ネット上で噂を聞いており、遊びたいと思っていたゲームを遊ぶことができたため、いい経験になりました。ワーリング・ウィッチクラフトはかなりテンポがよく、盛り上がるゲームなので、日本語版が発売されたら各地で遊ばれそうですね。
もともと大人気のテラフォーミングマーズのカードゲーム版が、どのような評価になるのかも気になるところです。