この日は4人で地下迷宮と5つの部族とホームステッダーズの拡張を、3人でアメリカンブックショップを遊びました。
地下迷宮と5つの部族

ギュンター・ブルクハルトの「命中」のリメイクです。
得点で手札となるカードを購入し、その後でトリックテイキングを行います。また、トリックの前に特定のカードを公開すると、それだけで得点が入ります。
場に並んでいるカードを購入していくため、全員の手札が何か分かっている状態でゲームが始まります。もちろん全員分のカードを覚えておくのは簡単ではないので何となく「あのカードまだ出てないな」くらいの感じでトリックを行います。
とにかく得点を取ればいいわけではなく、66点になることを目指します。得点を取りすぎるとまた41に戻されるため、繊細なコントロールが要求されます。
4人で遊びましたが、2人が同時に66点になってゲーム終了でした。
ホームステッダーズ拡張

ホームステッダーズは登場する建物が毎回同じため、ランダム要素はタイルがめくられる順番くらいしかありませんでした。
拡張ではイベントカードが加わります。
イベントカードはゲームごとに使用されるものが異なるので、ゲームの展開の幅が広がります。また、あらかじめすべてのイベントが公開されているため、それを見越した計画が要求されます。
いくつか新しい建物が加わっていますが、そこまで劇的な変化はありません。どちらかというと基本ゲームを何度も遊んだ人向けの拡張ですね。
わたしは賃金を軽減できる建物を取ったものの、ワーカーを活かせる建物が作れず、あまり上手くいきませんでした。とにかくお金ばかりがたまってしまい、58対52対40対35の3位で終わってしまいました。
プレイ人数が4人から5人に増えるので、5人で遊ぶ機会が多い人はあった方がいいかもしれません。
アメリカンブックショップ
順番にカードを出していき、出された数字の合計が規定値を越えるとトリックを取るという変わったトリックテイキングゲームです。規定値を越えない場合は通常通り、数字が大きい方の勝ちです。
今回は3人で遊んでみたのですが、この場合は3スートを使用して、14を越えるとトリックを取ります。
得点方法も変わっており、基本は1枚マイナス1点です。ただし、自分がそのスートのカードを最も多く持っている場合は1枚1点になります。
プレイしたカードはすべて表向きで置いておくのでカウンティングの必要がありません。どのカードが残っているかは消去法で分かるため、カウンティングが苦手な人にもおすすめです。
かなりオリジナリティがあるゲームで、まだこんなやり方があったのかと感心しました。
この日は遊ばせてもらったのですが、気に入ったので後日自分でも購入しました。


