宮城県大崎市で行われた第23回大崎ボードゲーム会に参加してきました。会場はいつもと同じ大崎市図書館です。原則マスク着用のボードゲームのオープン会です。
第23回大崎ボードゲーム会について
2022年08月14日(日)13:00~20:30に大崎市図書館(来楽里ホール) 研修室で行われました。TwiPlaで事前の参加確認がありましたが、予約なしでの参加も可能です。
感染予防のため、18歳以上の人に入場が制限されました。また、もしものときのためにフォームから連絡先の入力が必要になります。
参加費は部屋代をそのときの参加人数で割った金額で、この日は400円でした。
大崎ボードゲーム会で遊んだゲーム
ラマ

ライナー・クニツィアのカードゲームです。
1~6とラマが描かれたカードがあります。手番では現在場に出ている数字かひとつ上の数字のカードを出すか、山札からカードを1枚引くか、ゲームから降りるかを選びます。
誰かが手札を出し切るとゲーム終了です。その際、残った手札の数字がマイナス点になります。ただし、同じ数字は1回しかカウントせず、ラマは10点として扱います。
カードを出し切った人はチップを1枚返せます。
最近の定番ゲームで、わかりやすいルールでとても盛り上がります。
犯人は踊る

手札のカードをやり取りしながら誰が犯人なのかを推測します。ただし、犯人カードもプレイヤー間をめぐるため、途中で犯人がどんどん変わってしまいます。
こちらも一昔前からの定番ゲームです。カードの効果によって思わぬ展開が生まれるのが面白いです。
エカテリーナ2世

さまざまなアイコンが描かれたカードをプレイして、ゲームボード上にコマを配置したり、ルートを構築したりしていきます。
中間決算の際は他のプレイヤーと大砲やアイコンの数を競います。
手番ではカードを2枚裏向きでプレイします。1枚は上段、もう1枚は下段にプレイします。上段と下段の色が一致すると、上段のカードの効果が発揮されます。そのため下段のカードは色しか参照しません。
プレイヤー間のインタラクションはアイコンの数を競うくらいしかありません。ほとんどが同時展開するため、テンポよく遊ぶことができます。
ドラフト要素はありませんが、世界の七不思議と似たプレイ感でした。

ペソア

各プレイヤーがフェルナンド・ペソアの人格のひとつになるというめずらしいテーマのゲームです。
基本はワーカープレイスメントで、カードを集めてセットコレクションを達成していきます。他に手札上限を増やしたり、得点倍率を上げるようなアップグレードもあります。
独特なのが共通ワーカーの存在です。
黒いワーカーは全員が使えます。ただしそのためには自分のが主人格になる必要があります。エネルギーを消費することで主人格になり、黒いワーカーが動かせるようになります。誰かが主人格になると、今まで主人格だった人は力が失われます。
細かい要素はいろいろあるのですが、大まかな流れはカードを集めてセットコレクションを目指すことなので、そこまで難しくはありません。

ロシオ

全員共通の場に対して、タイルを配置していくゲームです。
カードには得点化できるタイルの組み合わせが描かれているため、その形ができるようにタイルを配置していきます。
ただし、カードは公開されているため、誰がどの形を目指しているのかは他のプレイヤーもわかっています。そのため、お互いに邪魔をしつつも、上手く自分の形が作れるようにタイルを置いていきます。
シンプルなタイル配置ゲームで万人にウケそうです。
レスアルカナ

ドラフトで8枚のデッキを作り、それを使って10点を目指すカードゲームです。
「光と闇」「力の真珠」の拡張入りだったので目標点は13点になっています。
BGAで何度かプレイしていたものの、リアルで遊ぶのは何年かぶりでした。拡張は初プレイです。
いろいろ要素は増えていますが、基本の経験があればすぐに飲み込めます。カードの効果を踏まえた上でどう得点化するかを考えるため、どうしてもテキストを読み込む時間がかかります。
難易度はそれほど変わらずに展開が豊富になるので拡張はあったほうがよさそうです。
第23回大崎ボードゲーム会の感想

なかなか時間が合わず第19回以来、約半年ぶりの参加となりました。
今回は初参加の人が5名で合計13人の参加となりました。まだまだこうして初参加の人が来てくれるのはうれしいですね。
気になっていたゲームも遊ぶことができてよかったです。