ゲームオブトレインは、大きい順に並べられたカードを、交換や特殊効果によって小さい順に並べ替えていく2~4人用のカードゲームです。8種類の特殊効果を駆使しつつ、最初にカードを並べ変えたプレイヤーの勝利です。
ゲーム・オブ・トレインについて
カードには1~84までの数字と特殊効果のアイコン、イラストが描かれています。同じ数字はありません。ちなみにイラストもすべて異なります。
まず各自に7枚ずつカードを配ります。
それを自分の前に大きい順に並べて置きます。
手番では、山札からカードを引くか、共通の場にあるカードの特殊効果を使うかのどちらかを行います。
山札からカードを引く場合、自分の場にあるどれかと入れ替えます。入れ替えられたカードは共通の場に行きます。場に同じ特殊効果のカードが置かれた場合、それらのカードは捨札になります。
特殊効果を使う場合、共通の場にある1枚を選び、その効果を実行します。効果を使われたカードは捨札になります。
- 隣接するカード同士を入れ替える。
- 1枚分距離が空いているカード同士を入れ替える。
- カードを2枚分、右に移動する。
- カードを2枚分、左に移動する。
- 全員、1番左にあるカードを捨てて、新たに山札からカード1枚をその場に置く。
- 全員、1番右にあるカードを捨てて、同上。
- 全員、中央にあるカードを捨てて、同上。
- いずれかのカードの下に置き、捨てさせられる効果を防ぐ。
これを順番に繰り返し、先にカードを小さい順に並べたプレイヤーの勝利です。
ほどほどにインタラクションがあるシンプルなカードゲーム
基本的には、自分のカードだけを見ていればいいのですが、強制効果によって全員がカードを捨てさせられることがあるので、そのタイミングをよく見ておく必要があります。自分がいらないカードを捨てるのか、相手が必要なカードを捨てさせるのかの選択があります。
数字を順番に並べていくゲームとして、コンプレットがありますが、特殊効果がある分、ゲームオブトレインの方が戦術性が増しています。「このカードをあの人に使われるのはよくない」といった駆け引きがあるので、ほどほどに他プレイヤーとのインタラクションがあります。
そうはいってもルール自体はとてもシンプルで、特殊効果もアイコンを見ればすぐに理解できる分かりやすいものです。
今回は3人で遊んでみたのですが、ルール説明を含めて15分ほどで終わりました。
決まるときはあっさり決まるので、慣れないうちは「え? もう終わったの?」となりそうです。「あと1枚でそろう」などと宣言した方が盛り上がりそうですね。