ゴールドマインはトランプを使った2人用のトリックテイキングゲームです。裏向きに置かれた金塊をトリックで取り合い、より多くの金を獲得することを目指します。
ゴールドマインについて
使用するカード
ハート、クラブ、ダイヤの2~7。
スペードの2~7は場に並べる得点札として使用。
カードの強さ
強 7 6 5 4 3 2 弱
ゲームの流れ
スペードの2~7をシャッフルして、裏向きで一列に並べます。
任意の方法でディーラーを決めます。ディーラーは18枚をシャッフルして1人に6枚ずつ配ります。
残り6枚は山札です。1番上をめくり、スートが見えるように直角にして山札の1番下に入れます。このスートが切り札スートです。山札は得点札の端に置かれます。
ゲームはAの後にBを行います。
A)調査 または 交換
最初はノンディーラー、以降は前トリックの敗者からAのアクションを行います。
- 調査 … 得点札の好きな1枚を確認します。
- 交換 … 手札を1枚裏向きで捨てて山札から1枚引きます。
相手は選ばれなかった方のアクションを行います。切り札表示カードも山札の一部として扱います。
B)プレイ
Aのアクションを後に行ったプレイヤーからリードを行います。
メイフォローのトリックテイキングです。切り札があれば切り札の高い数字、なければリードスートの高い数字が勝ちます。
トリックの勝者は山札からもっとも遠くにある得点札を表にして獲得します。プレイしたカードは裏向きにして捨てます。
これを6トリック行い、得点札の数字の合計が多いプレイヤーの勝利です。
複数ディール遊ぶ場合は、ショートゲームで30点、ロングゲームで50点が目安です。
見るか交換するか
シンプルなトリックテイキングです。山札があり、裏向きでカードを交換するため完全なカウンティングはできません。
全トリック取るのは厳しいので、低い得点札は相手に、高い得点札は自分に来るのが理想です。手札が強ければ調査を、手札が弱ければ交換をといった感じですね。
今回30点のショートゲームで遊んでみたのですが、2ディール目に自分の手札に切り札が多かっため20点近く取れてゲーム終了になりました。
メイフォローのため、なかなかコントロールが効かず運要素は強めです。高得点と分かっている札をきっちり取れると気持ちがいいですね。
2人で気軽にトリックテイキングを遊びたいという人にオススメです。
Trick Taking Party ゲーム賞2020 応募作品です。