「ロスト・シーズ」は、より得点が伸びるようにタイルを配置していく2~4人用のゲームです。8枚の得点条件が描かれたタイルに対して、4×4になるようタイルを配置していきます。縦と横、両方の条件を満たす必要があるため、置くのがどんどん悩ましくなっていきます。
ロスト・シーズについて
各プレイヤーはさまざまな得点条件が描かれた8枚のタイルを受け取ります。タイルは両面仕様になっており、それぞれどちらを選んでも構いません。
タイルには「○が△個ある」「□がない」「○と△がペアで何点」といった条件が描かれています。
それを踏まえて縦4枚、横4枚にタイルを並べます。
全員が得点条件タイルを並べたら準備完了です。
ゲームの流れ
プレイ人数に応じた枚数のタイルが場に並びます。
スタートプレイヤーから順番に1枚を自分の場に置き、もう1枚を捨てていきます。一巡したら、再びタイルを補充し、スタートプレイヤーを交代して同じことを繰り返します。
ゲームの終了
これを繰り返し、4×4のタイルを全員が並べたらゲーム終了です。
それぞれの得点条件に基づき計算をして、合計得点がもっとも多いプレイヤーの勝利です。
ルールはシンプルだが配置は悩ましい
タイルを1枚選んで配置していく、かなりシンプルなルールのゲームです。
今回は3人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで30分ほどでした。
得点条件タイルは、片面のほうが難易度・得点が高く設定されています。
どれを使うかは自分次第なので、ハードルを高く設定して高得点を目指すか、条件を緩くして安定した得点を目指すかが選べます。
海のタイルには複数のアイコンが描いてあり、「こっちはいるけど、こっちはいらない」ということがよくあります。
条件によっては「これもこれもこれも置いてダメ」といった内容もあるため、終盤まできて結局0点ということもありえます。
ドラフト要素もあるため、他プレイヤーのカットも考えるべきなのですが、正直そこまで頭が回りません。大量失点のような致命的な一打はないため、ドラフトのキツさはあまりないです。
ゲームが進むほど「うーん……」となることが多く、とても悩ましいです。
8枚すべての条件を満たすのはなかなか難しいため、どのタイミングでどこを諦めるかもポイントです。
タイトル | Lost Seas |
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発行年 | 2022年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 20~30分 |
デザイナー | Johan Benvenuto, Alexandre Droit |
BGGリンク | Lost Seas | BGG |