Minecraft: Builders & BiomesはPCやPS4、Nintendo Switchでお馴染みのマインクラフトのボードゲームです。キューブ型に積み重ねられた資源を獲得し、敵であるモブを倒し、自分のエリアを開拓していきます。
マインクラフトボードゲームについて
各プレイヤーに個人ボードと武器カードのデッキを配ります。ボードは9つのエリアに分かれており、ボードごとに地形の配置が異なります。
建物カードを裏向きでシャッフルし、4×4の山を作ります。さらにその外側に武器カードの山を作ります。
キャラクターはカード上ではなく、交差点を移動するため、カードとカードの間は空けておきます。
立方体の木製ブロックを4×4×4に重ねます。枠組みがあるので、そこにブロックを入れることで上手く重なるようになっています。これが資源で木材、砂、石、黒曜石、エメラルドの5種類あります。エメラルドはオールマイティで、どの資源としても使うことができます。
ゲームは3回の得点計算が終わると終了します。得点計算のタイミングは資源ブロックの1段がすべてなくなったときです。
手番では5種類のアクションのうち、2つのアクションを実行します。
ブロックの獲得
立方体からブロックを2個獲得します。獲得できるのは1番上の段か、2つ以上の面が見えているものです。
移動
0~2マス移動します。交差点で止まり、その周囲4枚のカードをめくります。
建設
資源を支払い、自分のコマの周囲にある建物カードを建設し、個人ボードに置きます。
モブとの戦闘
モブ(敵キャラクター)と戦闘します。自分の武器カードのデッキから3枚をオープンし、与えるダメージがモブのハート以上だと勝利です。
勝利すると得点が入ります。また、モブによっては追加アクションができたり、終了時ボーナスになったりします。負けても特にペナルティはなく、モブがそこに居続けるだけです。
武器の獲得
キャラクターが武器カードに接していれば、そのカードを獲得することができます。獲得した武器カードは自分のデッキに加えます。
得点計算
資源が1段なくなると得点計算があります。個人ボードで指定のアイコンがどのくらいつながっているかを数えます。その数に応じて得点が入ります。
1回目はバイオーム(森林、砂漠、山、ツンドラ)、
2回目は資源(木材、砂、石、黒曜石)、
3回目は種類(装飾、住居、橋、動物の家)です。
これが終わったら最終得点計算を行い、もっとも得点(経験値)が多いプレイヤーの勝利です。
建物を建てていき種類でマジョリティを競う
資源を集めて建物を建てて、得点を集めていくのが基本です。また、敵を倒しても得点が入るため、武器を集めてデッキの強化もしていきます。この辺はちょっとしたデッキ構築要素があります。
シンプルなルールで、テキスト効果などもありません。当然のことながらマインクラフトのモブや武器が登場するため、デジタルの方を遊んでいた方が盛り上がりそうです。(ちなみにわたしは未プレイです)
今回は4人で遊び、ルール説明からプレイ終了まで50分ほどでした。
武器の中にTNT爆弾があるのですが、これはかなり強力です。ただし、使い捨てのため、1度使うとデッキから除外されてしまいます。また、そもそもデッキからめくられないことには使用できないため、ちょっとしたギャンブル要素があります。
わたしは地道に武器を集めてデッキを強化していたのですが、狙っていた資源が他のプレイヤーとかぶってしまい、ことごとく獲得の機会を失ってしまいました。周りがどこを狙っているかもしっかり確認しておく必要がありますね。
時間もあまりかからないため、ちょっとした時間に遊ぶのにもちょうどいいです。モブとの戦闘は良い武器がめくれるかどうかなので盛り上がりますね。
タイトル | Minecraft: Builders & Biomes |
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発行年 | 2019年 |
プレイ人数 | 2~4人 |
プレイ時間 | 30~60分 |
デザイナー | Ulrich Blum |