ボードゲーム

[ボードゲーム] ぬくみ温泉繁盛記 紹介

ぬくみ温泉繁盛記
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ぬくみ温泉繁盛記は温泉旅館を大きくしていく1~4人用のワーカープレイスメントです。プレイヤーは旅館の若女将(若旦那)として、従業員を雇ったり、資源を集めたり、部屋を増築したりして、人気旅館になることを目指します。

ぬくみ温泉繁盛記について

各プレイヤーはワーカー3個と個人方針カード、初期資金、受付タイルを受け取ります。個人方針カードはいわゆる非公開目標で、終了時に条件を満たしていると得点が入ります。

人数に応じたアクションカードを並べ、全体方針カードをランダムで2枚選びます。サプライとして部屋タイル、お金、資源を脇に置いておきます。

ゲームは全7ラウンドです。
各ラウンドは7つのフェイズに分かれています。

ラウンド

フェイズ1:助っ人カードを引く

山札から助っ人カードを1枚引きます。

フェイズ2:仕入れ

スタートプレイヤーから順番に助っ人カードを使って仕入れを行います。
使用した助っ人カードは山札の下に戻します。

フェイズ3:アクション

スタートプレイヤーから順番にワーカーを1つずつ配置して、アクションを実行していきます。一般的なワーカープレイスメント同様、すでにワーカーが置かれてあるアクションは選ぶことができません。

フェイズ4:ボーナス

卵を鶏にしたり、鶏から卵が得られます。
また、施設タイルにアイコンが描かれていれば、その分のお金や資源を得ます。

フェイズ5:給料支払い

従業員に給料を支払います。支払う金額はラウンドごとに決まっています。
お金ではなく、食料で支払うこともできます。

フェイズ6:ワーカーの回収

アクションカードに置かれているすべてのワーカーを回収します。

フェイズ7:ラウンドカードをめくる

ラウンドカードの裏面を新しいアクションエリアとして追加します。

ゲームの終了

7ラウンドが終わるとゲーム終了です。

最終得点計算を行い、もっとも人気点が高いプレイヤーの勝利です。

オーソドックスなワーカープレイスメント

ボドゲのぬくみ温泉繁盛記

アグリコラやナショナルエコノミーのような、ラウンドごとにできることが増えていくワーカープレイスメントです。さまざまなテキスト効果を持つ助っ人カードもあるので好きな人は多そうですね。

ワーカーは3個固定で増減しません。給料支払いはそこまでキツくないので、よほどミスらない限り、マイナスになることはありません。(足りない1金につきマイナス3点です)

アクションカードは両面仕様になっており、自由に組み合わせることができます。ダイス目によって資源を得られるアクションと数が固定のアクションが選べるので、好みに合わせて使い分けが可能です。

今回は2人で遊び、ルール説明からゲーム終了まで1時間ほどでした。

王道のワーカープレイスメントなので、そういったゲームを遊んだことがあればルールはすんなり理解できます。ラウンドの流れが描かれたサマリーも用意されているため、その通り従っていけばスムーズに遊ぶことができます。

最初は受付しかない旅館がだんだんと大きくなっていくので、見た目にも楽しいです。また、個人方針カードがあるおかげで、何をすべきかも分かりやすいです。支払いがそこまでカツカツじゃないのも遊びやすくていいですね。

遊んでいて気になったのが助っ人カードを表すアイコンです。カードを引く場合も、支払う場合も同じアイコン表記なので、ちょっと分かりづらかったです。引くなのか、プレイなのか、山札に戻すなのかを区別できればなと思いました。

攻撃要素などもなく、気持ち良く遊べるワーカープレイスメントです。こういったジャンルのゲームが好きならば、まず間違いなく楽しめそうです。

スタートプレイヤーマーカーがネコのフィギュアなのも、こだわりを感じます。

タイトル ぬくみ温泉繁盛記
発行年 2020年
プレイ人数 1~4人
プレイ時間 20~60分
デザイナー 工藤さん
[ボードゲーム] ワーカープレイスメント特集ボードゲームのメカニクスの1つとしてワーカープレイスメントがあります。ワーカーと呼ばれるコマを配置して、そのアクションを実行することを繰...
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ゴクラクテン
宮城県石巻市在住。 ボードゲームが好きで平日夜や週末に遊んでいます。 たまにオープン会に行ったり、ボードゲームカフェで遊んだりもしています。