トマトマトは、トマト、マト、マ、トといった似たような言葉のカードを並べて、それを一気に早口でいうゲームです。成功する度にどんどんカードが増えていき、難易度がアップしていきます。
トマトマトについて
カードにはトマト、マ、マト、トの4種類と、それぞれのリバース、さらにポテトが1枚入っています。
スタートプレイヤーは、1~3しかない特殊ダイスを振り、出た目の数だけ山札をめくって、カードを並べます。
並んだカードを早口で一気に言えれば成功です。
めくられたカードにリバースのカードがあった場合、逆側から読みます。
成功したら、次のプレイヤーは先ほどと同じ枚数だけカードをめくり、さっきの列に加えます。
これを誰かが失敗するまで続けます。
誰かが失敗したら、その人以外のプレイヤーが同時に並んでいるカードのいずれかを指さします。誰ともかぶっていなければ、そのカードを獲得します。誰かとかぶってしまったら両者とも獲得できず、そのカードは捨てられます。
これを山札がなくなるまで繰り返します。
山札がなくなったらゲーム終了で、獲得したカードで組み合わせることができる「トマト」の数が得点です。もっとも得点が多いプレイヤーの勝利です。
トマトマトマトトトトマトマトト
基本は早口言葉なので、苦手な人は確実にダメだと思います。
反射神経が要求されるジャンルと同様、苦手な人は得意な人にまず勝てません。
もちろん、そんなに真剣になって勝敗を争うタイプでもないので、変なところでかんだり、スムーズに一気に言えたりするのが盛り上がるゲームです。
面白いのが得点システムで、これにより「どのカードを取っていくか」という戦略性が要求されます。
単純にカードを取ればいいというわけではないので、上手くトマトになるようにカードを取っていく必要があります。他の人が狙っているカードが何なのか確認したり、どれをトマトになるのか考えなくてはなりません。
ルールは分かりやすく、ゲームに慣れていない人でも遊べそうですね。ちょっとした合間に楽しめるお手軽なゲームです。