うんちしたのだあれ?は6種類のペットからうんちをした犯人を探す3~6人用のカードゲームです。序盤はいかにカードを早く出すかの反射神経が要求されますが、後半は何のカードが残っているかを思い出す記憶力が重要なゲームになります。
うんちしたのだあれ?
各プレイヤーは6種類のペットカードを受け取ります。カード構成は全員同じです。すべての手札を出すことが目的です。
スタートプレイヤーは手札の中から好きなカードを出し「うんちしたのはわたしの○○ではありません。誰かの××です」といいます。
それを聞いた他のプレイヤーは手札にある××のカードを素早く出します。最初にカードを出したプレイヤーはそのカードが手札からなくなります。
今度は××のカードを出したプレイヤーが「うんちしたのはわたしの××ではありません。誰かの△△です」といい、上記の手順を繰り返します。
カードを宣言するときに、もし他のプレイヤーが誰もそのカードを持っていなかったら、そのプレイヤーの負けです。
また、手札が残っているプレイヤーが1人だけになったら、そのプレイヤーの負けです。
負けたプレイヤーはうんチップを1枚受け取ります。
これを繰り返して、うんチップを3枚受け取ったプレイヤーがゲームに敗北します。
反射神経と記憶力とブラフ
見た目とテーマから子供向けのゲームに思えますが、やってみるとなかなかどうして難しいです。
序盤はいかに早くカードを出すかが求められるため、誰がどのカードを出したか覚えておく余裕がありません。みんなの手札が2~3枚になったあたりで、「あれ?何残ってたっけ?」と記憶を探り始めることになります。
このゲーム内容がシフトしていく感覚が独特です。
おばけキャッチやジャングルスピードのような反射神経がものをいう勝負は、どうしても一方的な展開になりやすいのですが、うんちしたのだあれ?は後半記憶力勝負になるので、反射神経だけでは勝てません。
1人だけ順調にカードを減らしていても、うっかり誰も持っていない動物を指定してしまうと負けになってしまうため、緊張感があります。
また、宣言があったときに、自分がそのカードを持っていないのにも関わらず、カードを出すような素振りをすると『あ、あの人、ネコ持ってるのか。じゃ次に言おう』と相手をハメることもできます。
今回4人で遊んでみたのですが、なかなか盛り上がりました。
ルールに従って最後まで遊びましたが、1人だけが残るというのは1回だけでした。基本的には誰かが間違って終わりますね。誰かが間違って「持ってませーん」と残り全員で手札を公開する瞬間が特に盛り上がります。
反射神経と記憶力の両方を要求されるので、1回遊んだだけでもかなり疲れるゲームです。