ボードゲームを遊ぶようになると「BGG」という言葉を目にしたり、耳にしたりすることがあります。最近だと自分の所有ゲーム管理にボドゲーマを利用する人も多いですが、ボドゲーマができる前から遊んでいる人だとBGGを使って管理していることが多いです。
では、BGGとは一体どんなサイトで何ができるのでしょうか。
BGG(Board Game Geek)について
BGGとはボードゲームギーク(Board Game Geek)の略称です。
世界中のボードゲーム愛好者のためのサイトで、無料で利用することができます。BGGには10万を越えるゲームが登録されており、たいがいのゲームはここで見つけることができます。
ゲームの評価、難易度、適正人数、プレイ時間、写真などが掲載されており、自分がいつプレイしたか、どのゲームを持っているかといった情報を記録しておくことができます。
BGGでここをチェック
ランキング
BGGではユーザーからの評価によるランキングが掲載されています。
トップページから
Browse ⇒ Games
と、たどると現時点でのBGGランキングを確認することができます。
評価(Rating)
BGGでは、ゲームを10段階評価することができます。
各ゲームにはGeek RatingとAve Ratingという2つの評価がついています。
すべての評価を合計し、それを投票数で割った平均値です。
Ave Ratingをもとにして作った評価です。
投票数が少ないと評価が低くなります。
単純な平均値だとたとえば10点が1票しか入っていなくてもランキング1位になってしまいます。そのため、Geek Ratingでは特別な手法を用いて評価を修正しています。
ちなみに上記のランキングはGeek Ratingを元にしています。
難易度(Weight)
ゲームの複雑さを5段階で表しています。
- Light
- Medium Light
- Medium
- Medium Heavy
- Heavy
この数字が高いほど難しいゲームということになります。
適正人数
何人で遊ぶのがいいか投票されています。
- Best(最高)
- Recommend(オススメ)
- Not Recommend(オススメできない)
の3つに投票され、それぞれにどのくらいの票数が入っているかを確認できます。
新しいゲームだと得票数が少ない場合があるので、どのくらい票数があるのかも確認しておいた方がいいですね。
今、話題になっているもの
トップページ左にTHE HOTNESSという項目があります。
ここには最近よく見られているページが並んでいます。そのため、ゲーム賞のノミネートや大賞の発表があると、ここに出てきやすいです。
また、新作の発表があった場合もここに並びやすいです。
ゲームを検索してみる
タイトルが分かっている場合は検索フォームから調べれば良いのですが、具体的なイメージがない場合はAdv. Searchが便利です。
Adv. Searchでは、さまざまな条件を指定して当てはまるもの見つけることができます。
たとえば、自分が所有していて3人で1時間程度で遊べるゲームが知りたければ、
- Filter by Collection: Owned
- # of Players Range: 3 to 3
- Max Playing Time: 60 minutes
と入力して検索すると該当する作品が出てきます。
さらに便利な機能も
BGGには他にも様々な便利な機能があります。
ゲームによって和訳ルールが公開されていることもあるので、そういったものをダウンロードすることも可能です。
BGGと連携するスマホ用アプリもあり、そちらでデータを入力することでサイトに反映することが可能です。わたしもここ数年はBoard Game Stats(BG stats)というアプリで遊んだゲームを記録しています。
難点は英語サイトということですが、いくつかの単語さえ覚えてしまえば、ゲームを調べることはそれほど難しくはありません。
あとは日本の同人ゲームはまだ登録されていないことが多いですね。
ボードゲームを遊ぶ上で、とても便利なサイトなので興味がある方はぜひ活用してみてください。