独特なアクションシステムが特徴のGENTS(ゲンテス、ジェンテス)ですが、いくつかの処理で間違えやすい点があります。わたしも勘違いしていたところがあったので、間違えやすそうなところをいくつかまとめます。
GENTES(ゲンテス、ジェンテス)の注意点
都市の建設
都市を建設した場合、その地域にあるすべての自分の都市の効果が活性化されます。(今建てたものを含む)
また、衰退期フェイズでも、1つの都市を活性化させるため、都市があるかないかでは結構な差が出てきます。
故郷の建設
アクションタイルに対応するスペースに都市コマを置きます。
故郷では列が色に対応しているわけではなく、どこにコマを置いても、好きな地域の建物をすべて活性化させることができます。ボード上のスラッシュ( / )は、いずれかという意味を表しています。
故郷のアクション
手番中、故郷にコマを置いておくと、その行にあるアクションが使えるようになります。
アクションはタイルを取らずに実行するものと、タイルアクションの効果を上書きするものがあります。どちらかを使ったならば、都市コマがあるスペースにキューブを置き、使用済であることを示します。これらのアクションはラウンドで1回使用可能です。
もし同じ列に都市コマが複数個ある場合、効果を組み合わせて使うこともできます。
捨札からの文明カードの獲得
文明カードは公開されている列だけでなく、捨札からも獲得することができます。コストはボードに表記されているように1枚ならば6金、2枚ならば10金です。
ちなみに捨札とは前の時代で使われなかったカードのことです。(ゲーム中にプレイヤーがカードを捨てることはないので)
文明カードの確認
GENTESでは好きなタイミングで山札を確認することができます。この際の山札とは、捨札、現時代の山札、将来の時代の山札すべてです。
ただし、確認した後はその山札をシャッフルします。
手札上限
文明カードは何枚でも持つことができます。
ただし、衰退期に3枚を越えて持っている場合は、越えた1枚につき砂時計1を受け取らなければなりません。ペナルティはこの砂時計だけで、カードを捨てる必要はありません。
ゲーム終了時の手札
ゲーム終了時の手札は条件を満たしていれば得点が入ります。
入る得点は表記されている半分(切り上げ)です。ただし、表記されている得点以外の報酬やシンボルは得られません。このときのカードはプレイした扱いにならないので、8枚プレイによるボーナスも得られません。
条件を満たせない場合も同様の扱いで、半分(切り上げ)を失います。
×2金
×2は2倍ではなく、2回もらうという意味です。
そのため、×2の効果を持って8金のアクションを行った場合、もらえる金額は8+8+8で24金です。
8×2×2で32金ではないので注意しましょう。
人口の参照
Port、Marketplace、Forgeといったカードが参照する人口はボードで示されている数です。