アンダーウォーターシティーズは1~4人用のワーカープレイスメントです。ワーカーを配置してカードをプレイという基本ルールは難しくないのですが、細かい処理や用語に分かりづらい点があったのでまとめてみました。
カードについて
手札上限と超過を捨てるタイミング
手札上限は初期段階では3枚です。
上回った分を捨てるのは手番開始時です。そのため、もし上限を上回っていたとしても手番終了時には1枚カードを引くのは変わりません。
アクションカード
アクションカードは時代ごと(ラウンドではなく)に1回使うことができます。
アクションカードは4枚しか持つことができません。(最初から所持している個人秘書も1枚に含めます)
新たなカードをプレイする場合、すでに場に出しているうちの1枚を捨札にします。個人秘書も捨てることができます。
このとき捨てるカードが未使用だったら即座に効果を発動させます。使用済だったらそのまま捨てます。
建設について

都市の建設
都市を建てることができるのは既存の都市に隣接しているスペースです。
このとき、トンネルがつながっているかどうかは関係ありません。
建物の建設
建物(農場・淡水化プラント・研究所)を建てることができるのは既存の都市に隣接するスペースか、新たな都市を建てることができる都市スペースに隣接するところです。
そのため、隣接していれば都市がなくても建物を建てることができます。
拡大スペース(点線の円)には、カード効果でしか建物を建てることができません。
トンネルの建設
すべてのトンネルは初期都市につながるように配置しなければなりません。
直接隣接しているか、いくつかの既存のトンネルを経由して初期都市につながるように置く必要があります。
生体物質について
生体物質はトンネル・建物・都市を建設するときにのみ、海藻または鋼鉄として使用することができます。
都市網について
都市網とは初期都市につながっているすべての都市、建物、トンネル、空いている都市スペースのことです。
「つながっている」かどうか
カードには「つながっている」という表現が出てきます。
この「つながっている」というのは初期都市につながっているかどうかを意味します。
トンネルはつながっているようにしか配置できないため、すべてのトンネルは「つながっている」ことになります。このとき途中に都市があるかどうかは関係ないため、トンネルだけで主要都市につなげることができます。ただし、都市に隣接していないトンネルは生産をしません。
都市や建物はトンネルでつなげなくても建てることができるため、都市網につながっていないことがあります。そういった都市や建物は生産をせず、海藻を消費しません。また、最終得点計算時も得点に考慮されません。
アクションについて

アクションスロット
アクションスロットのアクションはすべてを行う必要はありません。たとえば、トンネル2つを建設というアクションで1つだけを建設しても構いません。
ただし、まったく行わないことは不可です。そのため、建設コストがない場合、先ほどのトンネル2つを建設というアクションスロットには配置することができません。
相手の行動をカットするためだけに置くとことはできないので注意しましょう。
それに対して、カード効果の実行は任意なので、まったく使わないことができます。
発動タイミング
アクションスロットの効果とカード効果は任意の順番で行うことができます。
ただし、同時に行うことはできないので、必ず片方を完結させてから、もう片方を実行しなければなりません。
内容物の数量について
クレジット、海藻、鉄鋼、科学、生体物質、建物トークンは無限にあるものとします。
トンネルと非共生都市(白)は有限です。ストックが枯れた場合、以降は建設できません。
共生都市ドーム(紫)の数はプレイ人数によって決まっています。
時代デックのカードは無限です。途中で枯れてしまった場合は捨札をシャッフルして新たな山札を作ります。
特殊カード(1・2)は捨札にした場合、デッキの底に戻るので尽きることはありません。
特殊カード(3)はゲーム中に6枚しか使用しないため、補充はされません。
