この前の名取盤友会に引き続き(参照:名取盤友会さんに参加してきました)、今回は別なボードゲーム会である仙台ボードゲーム会に参加してきました。
仙台ボードゲーム会とは?
この会を主催しているのは、Fortune-0さんです。
宮城県の仙台市駅前周辺を拠点として活動している団体です。
以前、仙台にはFortune-21というボードゲームカフェがありました。
そこが2014年に惜しまれつつも閉店してしまい、その常連さんが主となって立ち上げたのが、このFortune-0です。
開催場所はそのときによって変わり、市民センターなどを使用しています。
そして、今回の会場は代々木アニメーション学院仙台校です。
10:00~20:00で、参加費は無料でした。
わたしはFortune-21については知っていたものの、行ったことはありませんでした。
知人が何人か遊びに行っており、噂は聞いていたものの、行こう行こうと思っている間に閉店してしまい、ちょっと後悔していました。
今回、ちょうど時間があったので参加させていただくことにしました。
いざボードゲーム会へ
代々木アニメーション学院仙台校には行ったことがなかったので、アプリのナビを使っていきました。
仙台駅から徒歩で15分弱というところでしょうか。
事前の告知では13:00からということでしたが、直前くらいになって10:00から開いているということを知り、ちょっと早めに行くことにしました。
わたしが着いたのは、12:30過ぎだと思います。ちなみに単身で臨みました。
さっそく到着すると、すでに何人かの方が遊ばれていました。
また、ゲームが広げられたままのところもあり、どうやらお昼を食べに出たとのこと。
せっかくなのでということで、短く終わるゲームを遊ばせていただくことにしました。
ポイズン
リメイクされたクニツィアのカードゲームです。
名前は聞いたことがあったものの、遊ぶのは初めてでした。
3色+1色の数字が書かれたカードを出していき、バーストしたらその場にあるカードを受け取るというシンプルなルールです。
基本的に取得したカードは1枚1点のマイナスとなりますが、その色をもっとも持っている人はマイナスのカウントをしません。
たとえば、全員の中で赤のカードを1番多く持っているならば、それはマイナスにならないということです。
箱絵はアニメ絵ですが、カードにはそのようなイラストはありません。
初めて遊びましたが、ちょっとした時間の合間にはいいですね。
印象に残ったゲーム
他にもいろいろ遊んだのですが、かなりの量なので、印象に残ったものを書いていきたいと思います。
ギャングスターパラダイス
最近めっきりハマっているゲームです。
ゲーム会の前日にも7人戦を遊んだのですが、幸運にもこの日も7人戦を遊ぶことができました。
やっぱり面白いですね。
また、メンバーによって戦略がだいぶ異なるのがよく分かりました。
うちのメンバーでやると、すんなり赤陣営、青陣営が分かることが多いです。
偽っても黒や灰が、どちらかの色を言うくらいでしょうか。
しかし、この日は赤陣営が青と偽ったり、逆もあったりで、なかなか混乱しました。
他にも「誰か見られたくない人?」と尋ねてから、あえてその人のカードを見にいくというのも新鮮でしたね。
メンバーによって、とるべき戦略もだいぶ変わってきそうです。
- 誤って味方を撃ち殺してしまったこと
- 黒のLIFEを見たのに、なぜか自分が黒だと疑われたこと
これがこの日の自分のハイライトだと思います。
せっかく正体を暴いたのに、まさか自分が疑われることになるとは思いませんでした(笑)
経験者ということもあり、あえていろいろなことをしてみたのですが、当然のごとく怪しまれる結果になりましたね。
オカシノビ
こちらも人狼のような正体隠匿系です。
きのこ派とたけのこ派に分かれて、相手一族の滅亡を狙います。
もう、この説明を聞いただけで面白いです(笑)
手番にできることは
- 暗号を送る
- 攻撃
の2つです。あとは使ったカードを回収するといったアクションもあります。
まず暗号として、誰か1人に、1枚カードを送ります。
カードには「たけのこ」「きのこ」「中立」のアイコンが書かれています。
カードを受け取った相手はそれに対し、正直に答える必要があります。
もし、自分がたけのこ派で、たけのこのカードを受け取った場合には「はい」と答える必要があります。
この際、嘘をついてはいけません。
しかし、正体のカードによっては「必ず逆の答えを言わなければならない」ものもあります。
すると、
たけのこのカードを渡す
⇒相手が「はい」と答える
⇒味方と認識し、その人が攻撃していた人を攻撃
⇒実はその攻撃した人が味方だった
ということが起こってきます。(実際に体験しました)
この辺りがなんとも悩ましいです。
戦闘システムはカードを使ったじゃんけんです。
ただし、戦闘で使ったカードは、次に回収するまで場に出たまま使えなくなります。
いわゆる「限定じゃんけん」というやつですね。
また、正体カードの他に、特殊能力をもったキャラクターカードもあり、そちらも各自に配られます。
これにより、ゲームの展開も多様になります。
戦闘に負け、ゲームから脱落した場合であっても、手番に他の人のカードを1枚引くことができるため、味方の援護をすることができます。
いろいろ要素があるため、正体隠匿系に慣れている人向けかもしれませんが、なかなか面白いゲームでした。
人狼
やっぱりこういったゲーム会では定番のようですね。
そして、改めて苦手と感じました(笑)
別に嫌いというほどではないのですが、進んでやろうというほどでもありません。
人狼をやるくらいならば、レジスタンス:アヴァロンをやった方がいいなぁというのが正直なところです。(参照:わたしが「人狼」よりも「レジスタンス:アヴァロン」が好きな4つの理由)
今回、8、9人でのゲームでしたが、人狼をほとんど知らないであろうという参加者の方がいました。
しかし、当然のことといえば当然のことですが、経験者は用語を使ってしまいがちなんですよね。
まず、それが混乱の元になると思います。
たとえば、「GM(ジーエム)」という名称で、初めての人は理解できるのかなぁという感じはします。
また、役職名も自分がよく遊んでいる方で呼んでしまいがちです。
初めての方は、別な役職が増えたのかなと思って、混乱してしまうのではないでしょうか。
もちろん全員が経験者ならば、なんてことはないのでしょうが、初めて人狼を遊ぶ人にとっては、ちょっとした壁になるのではと考えてしまいました。
ボツワナ
名前は知っていましたが、遊ぶのは初めてです。
そして、コンポーネントがすべてプリキュアだったため、これがボツワナであると認識できませんでした(笑)
カードもフィギュアもすべてプリキュアで統一されていました。確か本来は動物ですよね?
5種類のプリキュア(動物)と、0~5までの数字が書かれたカードがそれぞれのプリキュアに用意されています。
手番にすることは、その数字が書かれたカードを1枚だし、場にあるフィギュアを1つ取るだけです。
数字はそのプリキュアの価値を表しています。
同じ種類のカードを出すことで、価値がどんどん上書きされていきます。
こうやって、どのプリキュアが高い価値になるかを見極めながらフィギュアを集めていきます。
遊びながらクニツィアっぽいなぁと思っていたのですが、まさにクニツィアのゲームでした。
考え出すと、かなり深く考えられ、適度にジレンマを感じられる佳作だと思います。
エセ芸術家ニューヨークへ行く
こちらも名前は知っていましたが、遊ぶのは初めてです。
全員にお題が配られますが、1人だけはお題が書かれていません。
順番に、一筆書きでお題の絵を描いていくのですが、お題を知らないエセ芸術家にバレないように描く必要があります。
そのため、あまり露骨にならないように、微妙なラインで絵を描いていかなければなりません。
エセ芸術家はテーマを予想しながら、何食わぬ顔で線を付け足していきます。
エセ芸術家が誰かを当てて、エセ芸術家にテーマがバレていなければ勝利です。
いやぁ、これはなかなか手こずりました。
できるだけバレないようにバレないようにと描いていたら、全員から疑われることになりました。
うーん、申し訳ないことをしましたね。
その他に遊んだゲーム
その他、記憶に残っている限り、自分が遊んだものを挙げていきます。
さるやま/キングオブニューヨーク/Art of War/髑髏と薔薇/クー/それはオレの魚だ!/ごきぶりポーカー/ブラックストーリーズ
20:00までという予定でしたが、結局23:00近くまで行われていました。
わたしは最後まで参加し、その後の食事にも参加させていただきました。
最大時で30人近くの参加者がいたようですね。
また機会があれば、ぜひ参加させていただきたいと思います。