仙台で行われたオープンボードゲーム会に参加してきました。
今回で3回目の参加です。
第60回名取盤友会 ゲーム会について
今回の会場は苦竹にある仙台市東部市民センターです。前回行ったときは仙台駅近辺だったので電車で行ったのですが、今回は駐車場があるということで車で行きました。
13:00~20:30で行われ、参加費は200円、入退場は自由です。今回は前回よりも人が多いなという印象でした。
全部で10種類ほどのゲームを遊んだので、いくつかの感想を。
ペッパー
今回は4人でのプレイでした。自分だけが経験者ということでルール説明を担当します。
あんまりトリックテイキングは得意じゃないという方でも楽しんでいただけたようです。唯一の経験者である自分が1ラウンド目に24点も失点したのは思わず苦笑です。以降はだんだんと場の感じをつかみ、残り4ラウンドの合計を3点に抑えました。
ひとりにペッパーが集中する展開となり、1トリックですべてのペッパーが集結したときには場がとても盛り上がりました。
ペッパーの押し付け合いで思わず声があがるいいゲームです。
航海の時代
まず木箱に入っているのが驚きです。こういうコンポーネントの雰囲気も大事ですね。
タイルを配置することでマップを形成するため、組み合わせによって違った展開になります。自分の手番では船コマを配置し、そこに描かれたアクションを実行します。アクション後にそのタイルに投資することができ、そうすることでアクションが強化されます。さらに投資のマーカーはエリアマジョリティにも関係しているため、終了時のボーナス点を決めます。
特殊なのが船コマの動かし方で、1度方向を決めたならば同じ方向にしか進むことができなくなります。(時計回りか反時計回り)ただし、中央のタイルに戻ることでリセットされるため、そこから移動する際はまた方向を決めることができます。この辺りコマをしっかり管理しないと、どっちの方向に進んでいたか分からなくなってしまうので注意が必要ですね。
誰かが投資のマーカー8個を置ききるか、またはすべてのタイルに1色の投資マーカーが3つずつ置かれるとゲーム終了です。
そのラウンドを最後まで行い、エリアマジョリティの計算をして、もっとも得点の高い人の勝利です。
マップをタイルによって形成するのはイスタンブールを、コマの進ませ方はロンデルシステムを思わせます(2マス移動まではタダでさらに進ませるのにはお金が必要になります)時間もそれほどかからず、しっかりボードゲームをした手応えがあります。マップの組み合わせにより戦略が変わってきそうなので、リプレイ性も高そうですね。
シュタウファー
初プレイです。全員が未経験ということで、ルールとつきあわせながらのプレイとなりました。
5ラウンド×3手番で15アクションしかありません。
その中でコマを増やしつつ、配置して、エリアマジョリティを競います。
1回遊んでみた感想では特権がかなり強いなという印象です。あるとないとではコストが全然違うので、上手く取れないとかなり離されてしまいそうです。
炭鉱讃歌
2度目のプレイとなります。といっても、前回は2014年6月なので、だいぶルールも忘れていました。4人中2人が初プレイということで、改めてルールを説明してもらいます。
言語依存もなく、ボードに説明がしっかり描かれているので、1度説明を受ければスムーズに遊ぶことができます。あまりとがったところがない骨太のワーカープレイスメントといった感じですね。
コストが軽めの出荷を多く行って、ボーナス点を狙っていこうと思ったのですが、交通手段がうまくそろわずイマイチ点数が伸びませんでした。順調にいっているように見えたのですが、最後に越されてしまい4人中3位という結果に。
改めて遊んでみて、いいゲームだなと感じました。
ただお金がすべて緑色というのは、やはり分かりづらいですね。記事を見返すと前回はポーカーチップで代用していたようですが、その方が恐らく遊びやすいです。
名取盤友会に参加しての感想
他には、私の世界の見方、赤ずきんは眠らない、髑髏と薔薇、FABFIB、琳派などを遊びました。希望があったのでトランプのトリックテイキング「クレッシェンド」もプレイしました。今回は1度も予想が的中することはありませんでした。勝つのはそこまで難しくないのですが、的中させるのがかなり困難です。
参加するごとに知り合いが増えるので、こういったオープンのボードゲーム会はとてもありがたい機会です。自分の記事を読んでくれているという声が聞けるのもうれしいです。
機会があればぜひまた参加させていただこうと思います。
今回一緒に遊んでいただいた方々、どうもありがとうございます。