どうしても新しく買ったゲームを優先して遊んでしまいがちなので、この日は以前遊んだものを改めて遊ぼうという日になりました。ティンダハン、エッベス、パーラと変わり種のトリックテイキングを複数遊びました。
カッラーラの宮殿
先日、久しぶりに遊んで面白かったので、今度は前回とは違うメンツで遊んでみました。拡張全部入りの上級ルールです。
円盤を回すかどうかのせめぎ合いが熱く、どちらが回すかというチキンレースのような展開になります。回すことによって、相手が有利になってしまうのですが、かといって回さないことには自分が買えなかったりして、かなり悩ましいゲームです。
たぶん勝ってないだろうなとは思ったものの、このまま続けても差が開くばかりだと思い、わたしが終了トリガーを引きました。
結果は110対93対67対60で2位と、やはり最後に逆転されてしまいました。
終始「ぐぬぬぬ」となる苦しい展開のゲームなので、そういったテイストが好きな人にはたまらないゲームです。
きつねスイッチ
正体隠匿要素があるUNOです。
自分の陣営の誰かが勝つことを目指すのですが、全員が同じ陣営という可能性もあります。しかも、自分の正体がゲーム中に入れ替わることもあるため、なかなか一筋縄ではいきません。
初めは分からなかったテキスト効果も、やっていくうちに「なるほど、こうやって使うのか」と分かってきて、慣れてくると、どういう流れでカードを出していけばいいのかが見えてきます。
1対3だということが分かったものの、手札がどうにもならないこともあり、そのままひとり勝ちしたプレイヤーの勝利となりました。
基本はウノなので、ルールは分かりやすいですし、正体隠匿による話し合いが加わるので、一風変わったプレイ感になります。
ティンダハン
スートが果物になっているトリックテイキングです。
カードを出さずに、トークンを置くという選択肢があります。トークンはエリアマジョリティに使われるので、トリックテイキング+エリアマジョリティというめずらしい組み合わせのゲームです。
難しいのがトリックを取るか、トークンを置くかという選択で、どちらの方が得点効率がいいのか、その都度考える必要があります。また、残った手札はマイナスになるため、トークンを置き続けるのもリスクが高いです。
結果は56対55対52対45というなかなかの接戦でした。
ebbes(エッベス)
スートの役割がトリック中に決まるトリックテイキングです。
初めはどのスートがプラスで、どのスートがマイナスかも分からないので「これ取っていいのか?」という暗中模索が続きます。
思い切ってたくさん取っていたスートがマイナスになってしまうと、なかなかの絶望感です。自分が役割を決定するカードを持っているときは、誰がどのスートを取っていたかということをある程度把握して置いた方が有利です。
また、エッベスには、トリックテイキングにはめずらしい得点用のボードがついています。得点がマイナスになることもあるため、通常のチップではカウントできないため、ボードがあるのはありがたいです。
今回はヴァリアントのひとつを採用して、カードのランクを15まで増やしてプレイしました。
好きなゲームなのですが、今までに勝てた記憶がありません。
この日も5対5対2対2という結果で、また負けてしまいました。
PALA(パーラ)
色を組み合わせることで、スートが変わるトリックテイキングです。
ディスカードしたはずのカードが、リードをフォローするカードに変化するという他のトリックテイキングにはない展開があります。また、相手にカードを重ねられることで、自分のプレイしたカードが強くなったりするので、なかなか先が読めません。
パーラには2つのルールがあるのですが、トリックテイキングを取らない方のルールで遊ぶことが多いです。
この日もそちらのルールで遊んだのですが、思わぬ展開が続出して盛り上がりました。