この日はタイムチェイスと乗り間違い、初プレイのトリックテイキングを2つ遊んでから、ハイパーロボットを遊びました。
タイムチェイス
過去にタイムトラベルして、トリックの結果を変えられるトリックテイキングゲームです。似たようなテーマのゲームとして、タイムパラトリックスがありましたが、プレイ感はだいぶ異なります。あちらよりも、さらにトリックテイキング感は薄いです。
いくつかのトリックがあり、クリスタルを使って過去に行くことで、もう1度そのトリックに挑むことができます。ただし、そのときに勝ったカードは決まっているため、それよりも強いカードを出せば勝つことが分かっています。
クリスタルをいくつ使うかは同時公開のため、バッティング要素があります。同じ過去に戻ってしまうと、さらにそこでトリックテイキングで競う必要があります。
ゲームはむしろ、このバッティングがメインのような感じでした。そのときの勝敗を決めるためにトリックテイキングのルールを採用している感じですね。
かなり独特なゲームなので、さまざまなトリックテイキングを経験した人向けのゲームかもしれません。
乗り間違い
タイトルは知っていたものの、今回初プレイでした。
トリックを始める前に1枚ずつを裏向きでテーブル中央に置きます。全員が置いたらシャッフルして山札にしておき、トリック終了時に1枚ずつ公開していきます。このカードの合計値により、トリックを取れば勝ちなのか、取らなければ勝ちなのかが決まります。
そのため、序盤はよく分からないままカードを出さなければなりません。
基本はオーソドックスな切り札ありのトリックテイキングなのですが、ゲームの途中で目的が判明するというのがいいスパイスになっています。
また、手札が4枚になったときに、もっとも不利な人が切り札を変えられるというルールがあるため、逆転のチャンスも残されています。
この前に遊んだタイムチェイスと比べると、かなり遊びやすいトリックテイキングです。トリックテイキングが好きな人ならば、まず間違いなく楽しめるはずです。
ハイパーロボット
だいたいのルールは知っていたものの、しっかり遊ぶのは初めてでした。
ゲームボード上にある指定色のロボットを何手でゴールできるかを頭の中で考えます。ゴールできたと思ったらそのときの手数を「12手」のように宣言します。その後、砂時計をひっくり返し、他のプレイヤーはもっと少ない手数でいけるかどうかを考え、いけると思ったら「10手」「9手」のように宣言します。
砂時計が落ちきったら、もっとも少ない手数を宣言したプレイヤーが実際にコマを動かし、本当にそれでできるかどうかを確認します。ちゃんと宣言通りできたら、得点としてそのチップを受け取ります。
もしできなかったら次に手数が少ない人が同様に検証を行います。失敗した場合、特にペナルティはありません。
得意不得意がハッキリでるゲームで、得意な人はパッとひらめく半面、苦手な人はなかなか思いつくことができません。わたしは後者でした(笑)
簡単なルールで、プレイ時間もそれほどかかるわけではありませんが、かなり頭が疲れるゲームです。