ワイン造りをテーマにしたヴィニョスデラックスと漁船を使って魚を捕るフリート:ザ・ダイスゲームを遊びました。ヴィニョスは情報量は多いですが、やるべきことは比較的シンプルなため、2回目以降はだいぶ早くなりそうです。
ヴィニョス:デラックスエディション
ワイン造りをテーマにしたワーカープレイスメントです。3×3のアクションスペース上のコマを移動させることでアクションを実行します。
作者はヴィタル・ラセルダです。ラセルダといえば、リズボア、ギャラリスト、カンバン、オンマーズなど複雑なルールのゲームイメージがありますが、このヴィニョスは見通しが良いという評判でした。わたし自身は初めてのラセルダ作品です。
まず、ゲームボードにさまざまなタイルを準備していく段階で、「これは一筋縄ではいかなそうだ」という雰囲気がぷんぷんします。情報量もかなり多いです。
けれども、何をすべきかは明確で、実際に始まってみると、確かに見通しはいいです。どれから始めればいいのか、という迷いはありますが、何をすればどうなるかというのはすぐに分かります。
わたしはどんどんブドウ園を増やし、さらに品質も向上させて、ワインを量産することにしました。
ヴィニョスDXは全6ラウンドしかないため、アクション数は少ないです。ただし、タイルを使うことでもアクションを行うことができます。
タイルは何枚でも取ることができるのですが、一手番に1枚しか使うことができません。そのため、自分の方向性に合わせたタイルを獲得する必要があります。
ルール説明を含めると4時間ほどかかりましたが、面白かったです。テキスト効果がないため、ゲームを中断して説明する手間がないのもいいですね。
同じくワイン造りをテーマにしたゲームにワイナリーの四季がありますが、あちらはカード効果が強力なため、だいぶイメージが異なります。
じっくり腰を据えて遊びたい場合にはヴィニョス、派手なカード効果を打ち合いたいならばワイナリーの四季といった感じですね。
Fleet: The Dice Game
先日に引き続き、早くも再プレイです。
今回はDicey Waters Expansionを入れてやってみました。
この拡張を使うとシートが、さらに1枚増えます。8枚の建物が書かれているのですが、ここにチェックを入れるためには獲得したダイスの目を使わないことにしなければなりません。また、スターアクションでも書き込むことができません。
通常のゲームだと、後半どうしても役に立たない目が出ることがあるのですが、この拡張を入れることで、それを防ぐことができます。
また、お金は一定額で上限が来てしまうのですが、拡張の建物はお金で魚を買えるものがあるため、その辺も無駄にならずに済みます。
もともと選択肢が多いゲームですが、これによりさらに選択肢が増えます。しかも、ルール量はほとんど変わらないため、最初から入れても特に問題ないです。
数日間空けてのプレイでしたが、やはり面白いですね。
拡張を入れることで今まで無駄だった目が活きるため、より得点が取りやすくなります。得点経路も増えるため、いろいろ試したくなるゲームです。