この日は、初プレイのゲームがいくつかありました。リニューアルされたトレンディを遊んだ流れで、同作者のインフェルノを久しぶりに遊びました。
Canvas(キャンバス)
専用スリーブに背景が透明なカードを重ねて入れて、1つの絵を完成させる見た目のインパクトがあるゲームです。
実際のところ、絵は得点に関係なく、下のアイコンのみがゲームに関係しています。「5色すべて」「同じアイコン2つ」など、あらかじめ4つの得点条件が表示されるため、それを満たすように絵画を完成させていきます。
カードの取り方はセンチュリー:スパイスロードと同じで、左端ならば無料、そこから右に行くごとにカードに1つずつトークンを置いていく必要があります。
ルールはシンプルですが、どのアイコンをそろえるかが悩ましいです。
下のカードのアイコンは見えなくなってしまうため、どの順番でカードを重ねるかも考えどころです。
それから何と言っても見栄えが良いです。
バラバラの要素にも関わらず、重ねてみると幻想的な絵画が完成します。しかも、カードには単語が書かれているため、絵画のタイトルも自動的につきます。
国内での流通が始まれば人気が出そうです。
(わたしが遊ばせてもらったのはkickstarter版です)
ボムスカッド
協力型のゲームで、50あるミッションのクリアを目指します。
基本的なルールは、ほぼババ抜きなので分かりやすいです。
それぞれタイルが配られたら、それを小さい順に並べます。同じ数字は4枚ずつあります。ただし爆弾は○.5と小数点が入り、同じ数字のものはありません。
手番では誰かのタイル1枚を指名して、数字を宣言します。そのとき、その数字を自分で持っている必要があります。
ちゃんと宣言があっていればそのタイルと自分のタイルを公開します。もし、間違っていればライフが減ります。
これを繰り返していき、すべてのタイルを公開することができればクリアです。爆弾を引いてしまうと、その瞬間にゲームオーバーです。また、ライフがすべてなくなってしまってもゲームオーバーです。
本当はミッションごとにもっと細かい要素があるのですが、簡単に説明すると、こんな感じです。
同じ協力ゲームであるザ・クルーに比べると、ルールが分かりやすく、爆弾を解体しているというテーマも取っつきやすいです。
手軽に遊べる協力ゲームを探している人におすすめです。
トレンディ
2000年に発売されたライナー・クニツィアのカードゲームを、アートワークを一新してリニューアルした日本語版です。
手番では手札から1枚をプレイして、1枚補充するだけです。
場に出したカードがその数字の枚数になれば得点化して、裏向きで獲得します。このとき、それ以外の数字はすべて捨札になります。
ただこれだけのルールなのですが、どの数字を得点化するか、誰と協力して得点化するかが考えどころです。タイトル通り、トレンドに乗り遅れてしまうと、まったく得点にならないため、周りの状況をよく見てカードを出していく必要があります。
インフェルノ
クニツィアつながりで、こちらも遊んでみました。
最初に出されたカードと色か数字が同じカードを順番に出していき、出せなくなってしまうとそれまでのカードをすべて引き取らなければなりません。
カードは1枚マイナス1点なのですが、赤いカードだけは書かれた数字がそのままマイナス点です。
どこまでカードを出すかが悩ましいゲームで、無理だと思ったら早めに諦めることが重要です。どんどんカードがたまっていき、みんながもう戻れないところまでくると、かなり白熱します。
1ラウンド目、手札に赤いカードがなかったのですが、周りがどんどん赤を出してくるため、大量失点しました。それがかなりの痛手だったのですが、後半一気に50点以上失点した人が出て最下位は逃れられました。
トレンディ同様、こちらもシンプルなルールで盛り上がります。