2025年にBGA(BoardgameArena)で遊んだゲームの感想です。BGAについての詳しい情報についてはこちらの記事を参考にしてください。

BGA(BoardGameArena)で遊んだゲーム
ザ・ギルド・オブ・マーチャント・エクスプローラーズ
めくられたカードに従って、マップ上にコマを置いていく、紙ペンのようなゲームです。
時代が変わるごとにリセットがかかるため、特定の場所以外に置いたコマがすべて手元に戻ってくるのが特徴です。
基本的には対応する地形に1~3マスしか進めないのですが、調査カードという強力なカードが加わることで、展開が派手になります。
カードのめくり運はあるものの、必ずすべてのカードをめくることになるため、ある程度計画立てて進めることができます。
BGAだと、どのマスに進めるかがわかりやすく、時代ごとのリセットも一瞬で終わるため、とても遊びやすいです。
ソロモードもあるため、気になった方は、ぜひ遊んでみてください。

ラッツ・オブ・ウィスター

研究所から脱出したネズミの1匹となり、リーダーの座につくことを目指すワーカープレイスメントです。
ワーカーを配置する場所がホイール上になっており、回転させることで変化していきます。労働者をエリアに配置しておくことで、アクションを強化することができるのですが、どんどんホイールが回ってしまうため、それに合わせて配置する数も調整しなければなりません。
基本アクションはそれほど難しくないのですが、カードの種類が多く、なかなか初見では把握しづらいです。
全5ラウンドしかないため、準備がそろってきたところでゲームが終了してしまいます。また手数も少ないため、一手一手をよく考える必要があります。
アクアティカ

海の王の1人としてゲームに参加し、王国を潤す資源を見つけるために奮闘するゲームです。
手番では手札を1枚プレイして、そこに書かれたアクションを実行します。また新しいカードを購入できるため、構築要素もあります。
独特なのが土地カードで、プレイすることで、そこに書かれたアイコンの効果をフリーで使えるようになります。カードによってアイコンの数が異なるのですが、すべてを使い切ることで、初めて得点化されます。
また効果を使わずにステップを進める効果もあるため、使えるタイミングまで取っておくか、どんどん得点化を進めてしまうかが悩ましいです。
ゲームの存在は知っており、何となく好きそうな感じだとは思っていたのですが未プレイでした。今回遊んでみて、やはりかなり好みのゲームでした。
初期設定の目標だと、とにかく早く回したほうが勝つため、最初からランダムの目標で遊んだほうがいいかもしれませんね。
拡張もどんな感じなのか気になります。
eミッション(デイブレイク)
日本語版のタイトルは「eミッション」ですが、原題は「Daybreak」です。
プレイヤーは欧州、米国、中国、第三世界のいずれかを担当し、協力して温暖化する地球に立ち向かいます。
ゲームは最大6ラウンドで、ゲームが終わる前に生成するより多くの炭素を大気中から取り除ける状況(ドローダウン)に到達する必要があります。
手番ではカードをプレイするか、プレイされたカードのアクションを実行するか、危機に対処するかといったアクションを好きなだけ行います。
カードをプレイする際は、すでにあるカードの上に置くか、下に差し込むかを選べます。下に差し込む場合、アイコンのみが参照されます。上に置く場合、アクションが上書きされ、これまでのすべてのカードはアイコンのみを参照されるようになります。
こうしてアイコンの数を増やしていき、アクションを強化して、エネルギーの産出量を増やしたり、炭素を減らしたりしていきます。
要素がそこそこ多いため、初めは何をすればいいかちょっとわかりづらいです。何度か失敗することで「あー、あそこはこうしてたほうがいいのか」ということがわかってきます。
カード運によっては、あっさり負けてしまうこともあるため、運要素はそれなりに強いですが、クリアできるとなかなかの達成感があります。
余談

Yucataで、グランドオーストリアホテルも遊んでいます。
こちらはまだまだ日本では知名度は高くないですが、無料でオンラインで遊べるため、日本語版が出て話題になっているグランドオーストリアホテルを遊んでみたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。
引き続き、BGAで遊んでくれる人も募集しています。
「gokuraku」で登録しているため、ターンベースで遊んで下さる方がいれば、ぜひフレンド登録をお願いします。
BGAに興味があるものの、まだ遊んだことがないという人もお待ちしています。