ギズモは科学者となって新しいマシンを作り出していく2~4人用のゲームです。赤、青、黄、黒の4色の玉を使ってギズモを建造しつつ、拡大再生産をしながら得点を集めていきます。
ギズモについて
ガチャガチャのようなマシンにビー玉をセットします。そうすると獲得列に6つの玉が出てきます。
ギズモカードはⅠ、Ⅱ、Ⅲの3つの山札に分かれています。そこからⅠを4枚、Ⅱを3枚、Ⅲを2枚、場札として並べておきます。
横長のプレイヤーボードは手番で何が行えるかのリファレンスを兼ねています。また、新しいギズモを建造した場合は、対応するスペースの下に置いていきます。
手番では以下のアクションのうち、1つを実行します。
ファイル
場に並んでいるギズモカード1枚を手元に確保します。
ピック
獲得列にある6個の玉のうち、好きな1つを獲得します。
ビルド
場にあるギズモカード、もしくはファイルで確保したギズモカードをコストを支払い建造します。
リサーチ
レベルⅠ~Ⅲのうち好きな山を1つ選び、そこから3枚を引き、1枚をビルド、またはファイルします。
これを繰り返していき、誰かが以下の条件を満たすとそのラウンドでゲーム終了です。
- ギズモを16枚建造する。
- レベルⅢのギズモを4枚建造する。
条件を満たしたら、スタートプレイヤーの右隣のプレイヤーまでアクションを行い、ゲーム終了です。
最終得点計算を行い、もっとも得点が高いプレイヤーの勝利です。
どんどんコンボがつながって効果が派手に
ギズモにはさまざまな効果があります。
ゲーム開始時、プレイヤーは5個の玉を保持することができ、1枚をファイルできて、リサーチでは3枚引くことができます。カードにはこれらの最大値を増やすものがあるので、どんどん持てる数や引ける枚数が増えていきます。
また、条件型発動がコンボしていくので「これを建てたので1個ピック、あ、青を引いたのでまたピック、今度は黄色だったのでまたピック」といった感じにアクションがつながっていきます。
こうしてアクションを強化することで、高コストの得点カードを獲得していくというのが主な流れです。
プレイしてみた感じ、宝石の煌きっぽさがありますが、あちらよりも運要素は強めです。どの玉が出てくるかはランダム要素がありますし、手持ちの玉と合うカードが出るかも引き運が絡みます。
宝石の煌きがじわじわと勝利に迫っていくのに対して、ギズモは派手に効果が拡大していくので、プレイ感は結構違います。この辺は完全に好みの問題ですね。
ギズモカードはすべて単色コストで、赤と青といった複合色のコストはありません。また、すべての効果がアイコンなので言語依存もないです。その点はだいぶシンプルで分かりやすいです。
言語依存はプレイヤーボードのリファレンス部分だけなので、そこさえ分かってしまえば英語が苦手でも十分に遊ぶことができます。