先日の石巻ボードゲーム会で知り合った方を自宅に招き、一緒に遊びました。ボードゲームは自分でもいろいろ買っているけれども、なかなか遊ぶ人がいないということでした。今後も機会があれば参加して欲しいですね。
ゲームオブトレイン
自分の前に大きい順に並べられているカードを、小さい順に並べ替えていくカードゲームです。カードを並べ替えるには、山札からカードを引いて交換するか、場にあるカードの効果を使う必要があります。
数字を並べ替えるというシンプルなルールながら、さまざまな効果があるため、他プレイヤーとのインタラクションもあります。
上手いこと効果が重なると、あっさり終わってしまいがちなので、リーチになったら何かしらのアピールをした方がよさそうですね。
フォルム・ロマヌム
ボードにコマを置いていき、縦、横、斜め、区画が埋まると得点計算になります。
ただし、最多が複数人いると膠着状態になり、得点計算になりません。
そのため、どこを抑えて、どこを諦めるかがポイントになります。
順番にコマを1つずつ動かしていくだけですが、非常に悩ましいゲームです。
エリアマジョリティのお手本のようなゲームですね。
ポーションエクスプロージョン
排出器からビー玉を1つ取り出し、魔法の薬を完成させていきます。
ビー玉を取り出した後に、同じ色がぶつかると連鎖が発生して、そのビー玉も取ることができます。
また、完成した薬は得点になるだけでなく、特殊効果ももたらすので、どちらを重視するかで選ぶ薬が変わってきます。
順調に薬を作っていったのですが、終盤に青い玉が10個必要になり、どちらも完成しないまま終わってしまいました。
他のプレイヤーがその色のビー玉をストックしていると、排出器にある数が減ってしまうので、何色を集めているのかしっかり確認しておく必要があります。
見た目のインパクトが大きいですが、しっかり考えどころがあるゲームです。
フランチャイズ
この日、届いたばかりの新作です。
ネットワークビルディング+エリアマジョリティで、自分のエリアを広げつつ、都市と区域で得点計算を行っていきます。
コマを置けば置くほど、その都市からの収入が減ってしまうため、どのタイミングで得点化していくかが悩ましいです。
一般的なボードゲームだと、どんどん収入が増えていき、できることが多くなっていくことが多いですが、フランチャイズの場合、だんだん収入が増えて、その後に減っていくので、終盤になると全然アクションができなくなることもあります。
今回はボーナスタイルを序盤からどんどん使っていったプレイヤーがそのまま逃げ切った形で終わりました。
評判がいいのも納得の面白さです。
しばらくは多くの場所で遊ばれるのではないでしょうか。
セスプール
シンジケートのボスとして、ドラッグを製造したり、他勢力と抗争したりしていくアンダーグラウンドなボードゲームです。ちなみに対象年齢は18歳以上です。
ドラッグの製造はプロッティングになっているため、他のプレイヤーとかぶらないと価格が上がったり、特定の材料を使ったものを捨てさせたりといった駆け引きがあります。
今回3人のプレイヤーが大量生産したところ、すべてが廃棄の対象となったため、そこで大きくゲームが動きました。
カードが実写だったり、ドラッグに設定があったりと、コンポーネントがとても凝っているため、雰囲気がいいゲームです。
エッベス(ebbes)
カードの役割がゲーム中に決まっていくトリックテイキングです。
基本はオーソドックスなマストフォローのトリックテイキングなのですが、そのスートが切札なのか、プラスなのか、マイナスなのかはゲーム中に決められた数字が出ることで決定します。
そのため、序盤は取って良いのかどうかも分からずにゲームをするため、かなり独特です。
獲得トリック数が最多でも最少でもない場合、得点が得られるというのも、このゲームならではですね。
5人プレイだったので、全5ラウンド行ったのですが、わたしは4ラウンドまでずっと0点で、最終ラウドに5点を取って3位でした。
得点ボードがついているのもトリックテイキングとしては変わっていますね。