カミサドは2人用のボードゲームです。将棋や囲碁のように運要素がなく、先々まで見通す力が要求されるゲームです。
カミサドについて
カミサドでは8色に塗り分けられた8×8マスのゲームボードを使います。(両面仕様になっており、片面には文字も併記されています)各プレイヤーは8個ずつのコマを使いますが、それらにも色の名前がつけられています。(紅、緑、黄、藍、褐、紫、桃、橙の8色です)
手番ではコマを1つ動かします。ゲームの目的は自分のコマを相手側の1番端のマスまで移動させることです。
コマは前、右斜め前、左斜め前のいずれかの方向に何マスでも進めることができます。横や後ろに移動することはできません。
先手プレイヤーが上記のルールに従い、好きなコマを移動させます。次のプレイヤーは先手プレイヤーがコマを置いたマスの色のコマを移動させなければなりません。これをお互いに繰り返します。
基本的なルールはこれだけです。
すべてが公開情報なので、自分のどのコマを動かすと、相手のどのコマが動き、そうすると次の自分の手番はこのコマになるということまで考えなければなりません。
また、場合によってコマがブロックされることがあります。移動させなければならないコマが相手のコマにふさがれており、動くことができない場合、今いる場所に移動したという扱いになり、再び相手の手番になります。これをやられるとかなり不利になります。そのままとんとん拍子に負けてしまうことが多いです。
運要素なしの読み合い
運要素がないので実力差が如実に出ます。最初はうっかりミスで負けることが多いですが、回数をこなすうちにそういったミスがなくなってきます。
今回紹介したのは基本ルールですが、さらに長時間遊ぶ用のルールも用意されています。そちらでは「スモウ・リング」といったコマを使い、相手のコマを押せるようになったりします。
1ラウンド20~30分ほどとそこまで時間はかかりません。恐らく最初のうちはケアレスミスで数分で終わるかと思います。ちなみにルールにあるマラソン・マッチだと3~5時間ほどかかるらしいです(笑)
ほとんど基本ルールでしか遊んだことがありませんが、それだけでも十分に楽しめます。色がカラフルなので、見た目も注意を引きます。ルールもシンプルなので、まったくボードゲームを遊んだことがない人にもおすすめの2人用ゲームです。