魅ノ国は、Seasons 十二季節の魔法使いの第1拡張セットです。パワーカードの種類が増えるだけでなく、いくつかの新たな要素が加わります。
十二季節の魔法使い 魅ノ国について
パワーカード
新たに20種類(40枚)のパワーカードが加わります。
魅ノ国のアイコンがついているので、どのセットのカードか区別がつくようになっています。
エンチャントカード
全員に影響を及ぼすルールカードです。
10種類あり、そのうちの1枚を使用します。
年ごとのカードを3枚ではなく4枚にしたり、18枚のカードからドラフトをせずに9枚を選んだり、新たなボーナスアクションが加わったりと、ゲーム性が大きく変わります。
ランダムで1枚を選んでも良いですし、どれを使うかを話し合っても構いません。
特殊能力トークン
プレイヤーごとに特殊な能力が備わります。
準備段階で3枚ずつ特殊能力トークンを配り、その中から1枚を選びます。
特殊な能力はプラス効果だけど使うとマイナス点になるもの、マイナス効果だけど使うとプラス点になるものなど、さまざまな効果があります。
さらに展開が多様に
大きな変化が加わる拡張です。
エンチャントや特殊能力があると、同じカードセットでも取るべき戦略が変わってくるので、基本を何度も遊んだという人も新鮮な気持ちで遊べるはずです。
経験者同士2人で遊んでみたのですが、この拡張は絶対にあった方がいいという結論になりました。
単純にパワーカードが増えるのはもちろんありがたいのですが、個人ごとに違う能力を持つのが面白いですね。3つのうちどれを選ぶかという楽しみが加わります。
また、地味にうれしいのが開始プレイヤートークンです。
十二季節の魔法使いではスタートプレイヤーがラウンドごとに変わるのですが、基本セットではそれを示すトークンがありませんでした。そのため、ポーカーチップなどで代用していたのですが、拡張でちゃんとトークンが追加されています。(できれば基本セットで入れておいて欲しかったですが)
それから特殊能力トークンは個人ボードの穴にはめるのですが、大きさがかなりギリギリです。無理矢理入れると抜けなくなるレベルなので、浮かせておくか、ボード横に置いていた方がいいかもしれません。