The Fight: We gonna fight them all!は、2~5人用の協力ゲームです。全員で協力してモンスターを倒す50のミッションに挑みます。PnPゲームなので、印刷して遊ぶことができます。
The Fight: We gonna fight them all!について
0~9までが2枚ずつで20枚のファイトカード、名前がアルファベット順になっている15枚のモンスターカード、5枚の特殊カードを使用します。
1人が特殊カードの「Initiative(主導権)」を受け取ります。以降は、ラウンドごとに時計回りで回していきます。3人で遊ぶ場合、このカードを持っているプレイヤーはファイトカードを2枚出します。5人で遊ぶ場合、このカードを持っているプレイヤーの右隣はカードを出しません。(つまり、何人で遊ぶ場合も4枚のカードが出されることになります)
特殊カード「Exchange(交換)」は場に置いておきます。ラウンド開始前にこれを使うことで1対1の交換を行うことができます。1人が交換の上にファイトカードを表で1枚置き、それを別のプレイヤーが受け取ります。そうしたら、そのプレイヤーが手札から1枚を置き、先ほどのプレイヤーが受け取ります。交換を行ったら「Exchange」を裏返し、使用済であることを示します。
ミッションによって使用するカードが異なります。
基本的な流れは、
- 全員が裏向きで1枚のファイトカードを出す。
- 一斉に公開して数字を合計する。
- その数値以下のモンスターを1体選び、それを裏返す。
といった感じです。
使用したカードは捨札になります。これを繰り返し、すべてのモンスターを倒せればミッションクリアです。手札を使い切ってもモンスターが残っている場合、ミッション失敗です。
プレイ中は手札の数字について話してはいけません。ただし、「すぐにやっつけよう」「じっくり行こう」といった内容については話すことができます。
ザ・クルー+ザ・マインド
どこかで聞いたことがあるようなルールを採用したフリーゼらしいゲームです。
今回は4人でレベル14までやってみました。基本ルールは上記くらいしかないので、とてもシンプルです。あとはミッションごとにさまざまなルールが追加されるので、それに従います。
思ったよりもシビアな設定になっており、余裕を持って倒そうとすると、最後までもちません。
たとえば、レベル3では25、18、10の3体のモンスターが登場します。ファイトカードは1・2・7・8が1枚ずつ、3~6が2枚ずつの12枚を使用するので、手札は3枚です。
数値を合計してみるとモンスターが53、ファイトカードは54です。
そのため、ほぼちょうどくらいの力で倒さないと、戦力が足りなくなってしまいます。レベル3でこんな感じなので、あとはもう想像がつくと思います(苦笑)
オーバーキルしてしまうとすぐに失敗になってしまうため、1ゲームあたりの時間は短いです。何度もトライ&エラーを繰り返す感じですね。手札が少ないので、やり直すのはそこまで苦ではありません。
ザ・マインドやザ・クルーのような協力ゲームが好きな人にオススメです。何より無料で公開されているのがうれしいですね。ちなみにBGGには日本語訳も公開されているため、英語が苦手な人でも大丈夫です。
カードデータは表面、裏面が用意されているのですが、裏面はなくてもプレイに支障ありません。(カードの種類ごとに3パターン用意されています)手札としてシャッフルするのはファイトカードだけなので、それを別のカードと一緒にスリーブに入れて遊ぶのがオススメです。
タイトル | The Fight: We gonna fight them all! |
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発行年 | 2020年 |
プレイ人数 | 2~5人 |
プレイ時間 | 5~10分 |
デザイナー | Friedemann Friese |