この日は昼食をはさみつつも朝10時から夜10時まで、たっぷり半日遊びました。といっても、その半分以上が18SSだった訳ですが。
バロニィ
何年かぶりに遊んでみました。
手番では6種類あるアクションのうち、1つを実行します。
ゲームが始まると一切運要素がないため、だいぶ実力差が出やすいゲームです。
テキスト効果などもなく、とにかく一手ずつアクションを行っていき、誰かが規定点まで達すると、そのラウンドでゲーム終了です。
派手な効果などもないため、どちらかというと地味なゲームです。
中盤からは「ミス=負け」となるので、詰め将棋のような展開になります。
久しぶりに遊んでみましたが、ついつい無言で考え込んでしまうゲームですね。
イタリアン・ホイスト
トランプを使った3人用のトリックテイキングです。
手札18枚を9枚ずつに分けて、前半後半のそれぞれで使用します。後半は他のプレイヤーから手札を渡されるので、全員が「よくない手札」でゲームをすることになります。
ジョーカーの使い方が独特ですが、どちらかというとオーソドックスなマストフォローのトリックテイキングです。
ただし、得点は(前半の獲得数)ー(後半の獲得数)なので、前半ではできるだけ取るように、後半では取らないようにする必要があります。
相手に何を渡すかというのがポイントで、上手く思惑がハマると後半で相手に勝たせ続けることができます。
1ラウンドで5点以上入ったりしましたが、結局6ラウンドやって1対0対-1で終了しました。
前半後半で違う考え方が要求されるので、トリックテイキングに慣れた人向けのゲームかもしれませんね。
アグリコラ:アルティフェクスデッキ
アルティフェクスデッキだけを使用し、7枚ずつ配りきりの3人戦です。
今回は職業でだいぶ食料が助かりました。
累積スペースでレンガを取るときに、もう片方の累積スペースにある数分だけ食料がでるという効果でこれがだいぶ強力でした。しかも他のプレイヤーがレンガを取る余裕がなく、1アクションで5~6食料がでるため、最後まで家族5人でも楽に行動することができました。
あとはせっかく溜めたレンガを活かすため、製陶所を取り、そのまま35対30対26で勝利しました。
18SS
1人が合流して4人で18SSをプレイしました。
わたしは1830と1846をプレイしたことがあるものの、他の人は先日18Lilliputをプレイしたくらいで経験値はほぼありません。
準備と説明に1時間半ほどかかり、そこからゲームスタートです。
オープニングラウンドこそ手こずりましたが、一度始まってしまえばそこまで難しいルールではありません。
線路タイルを配置し、あとはそこに列車を走らせ、収益を配当したり、会社に残したりしていきます。
ただ、序盤の動きがかなりゆっくりだったため、「これ今日中に終わるの?」という雰囲気が出始めます。(20時にようやく収益があがってきたくらいでした)
そこからはとにかく協力して、みんなが最大限の利益をあげられるようにし、22時前にゲームが終了しました。開始は15時半くらいだったので6時間半ほどやっていたことになります。
さすがに疲れました。
他の18シリーズに比べると、ゲームのバランスもよく、遊びやすくなっている気がします。ただ、万人に勧められるものではないですね。なんといっても初回は間違いなく時間がかかります。慣れても3~4時間はかかるでしょう。
今回のプレイでだいぶ満足できたので、これ系はまたしばらくプレイしなくてもよさそうです。