この日は4人で遊ぶ予定だったのですが、各自の都合により集まるタイミングがずれたので最初は2人、次は3人、残りは4人で遊びました。
XENO
オリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦が手がけたカードゲームです。
簡単に言うと要素を足したラブレターですね。
手札1枚の状態でカードを1枚引き、その2枚のうちから1枚を場にプレイ。これを繰り返して最後まで生き残ったプレイヤーの勝利です。
要素が足され即脱落になる確率が大幅に減っています。
カードのイラストはとてもキレイなのですが、テキストやアイコンなどがないので慣れるまではリファレンス必須です。また、紙の説明書も入っていないのでルール確認はQRコードを読み込んでサイトで行います。
ポイントは700円という低価格。
カードゲームを流行らせたいという目論見から低価格にしたそうですが、果たしてどのくらい普及するのか期待です。
Town Builder : Coevorden
カードを建物と資源のどちらかで使う建築系のカードゲームです。
2アクション制でカードを土台として獲得するか、資源やゴールドとして獲得します。取ったカードはそのまま場に並ぶので手札はありません。
土台のカードの下に必要コスト分の資源を貯めることができれば建築できます。そうするとさまざまな特殊効果をもたらしたり、得点になったりします。
多少ゲーム慣れしていればスムーズに理解できるルールで、初回でもつまずくようなことはありません。テキスト効果は多いですが、どれも1、2行の簡単な内容なので多少の英語が分かれば十分に理解可能です。
斬新、奇抜な要素はないですが、安定して楽しめるカードゲームです。
Paladins of the West Kingdom
この日のメインです。
ルール説明から始めて4人で4時間近くかかりました。
北海の侵略者、西フランク王国の建築家同様に、ちょっと変わったワーカープレイスメントです。
まず、ほとんどのアクションエリアが個人ボードにあります。一応、全員が使えるエリアもありますが、ラウンドに1つずつしか増えません。そのため、ワーカープレイスメントならではの早い者勝ち要素は薄いです。
ただし、インタラクション性がないわけではなく、共通ボードへのコマの配置や酒場カードのドラフトなど、しっかりと状況を確認する必要があります。
1つ1つの要素として見れば決して複雑ではないのですが、要素がとても多いため「あれ?これはどっちだっけ?」と確認が必要になります。
1度遊べば流れはつかめるのですが、そこまでのハードルがちょっと高いです。
なんでデジカメ忘れたんすか芭蕉さん!!
お題の図形を五七五の俳句形式で表現するコミュニケーションゲームです。
字余り字足らずは不可で必ず五七五で書く必要があります。ひとりが芭蕉さんとなり、お題を確認してから俳句を読みます。他のプレイヤーは弟子となり、その俳句を聞いて図形を描きます。
全員が描いたら満たしたチェックポイントの数だけ得点が入ります。
お題には図形とチェックポイントが書かれているので、それを伝えれば得点になるのですが、十七音という制限があるため、なかなか難しいです。自分では「良い出来だ!」と思っても、弟子には全然伝わっていなかったりするのも面白いです。
今回は4人で親を一巡したのですが、なかなか盛り上がりました。
動物や人物といったイラストではなく、□や○、△や直線といった図形の組み合わせなので絵を描くのが苦手な人でも楽しめます。むしろ、何ともたとえがたいお題もあるので、それをいかに上手く伝えるかが腕の見せ所です。
お題と見た目が全然違うにも関わらずチェックポイントをすべて満たすことがあるのが他にはないプレイ感ですね。