この日は遊ぶメンバーを入れ替えつつ、3人、4人でいろいろなゲームを遊びました。中でもピップランタンに力が入り、初回から結構な枚数の紙を使ってしまいました。
ソムニア
トランプのヤスを元にしたトリックテイキングゲームです。
通常のトリックテイキングでは、トリックを開始する前に切り札を決めますが、ソムニアではゲームの途中で切り札が決まります。誰かがマストフォローを破ったときにそのスートが切り札になるため、トリック開始時は切り札がありません。
また、勝利条件が複数あるため、単純に多くのトリックを取ればいいわけでもなく、状況に合わせたプレイングが要求されます。
3人で遊んでみたのですが、他にはない独特なプレイ感でした。
序盤はトリックを取った方がいいのか、取らない方がいいのかも分からないため、疑心暗鬼のままゲームが進行します。
トリックをまったく取らないと負けてしまい、勝ちすぎても負けてしまうのでなかなか考えどころが多いです。かなり特殊なルールなので、どちらかというとトリックテイキングに慣れた人向けのゲームです。
キリンメーター
数字が答えになる問題を使ったパーティーゲームです。
6枚の問題カードがあり、その答えの中でもっとも大きい数字になるものと、小さい数字になる問題がどれかを予想します。正解すると1点で、大小を逆に投票してしまうとマイナス1点です。
クイズなので知識差が出そうな感じもしますが、どれも聞いたことがないような問題なので、まず知っていることはありません。また、問題も相当数あるため、繰り返し遊ぶことができます。
ワードバスケット
しりとりを取り入れたカードゲームです。
各自がひらがな1文字が書かれた手札を持っています。箱の中に入っているカードの文字から始まり、手札の文字で終わる3文字以上の言葉を言ってから箱にカードを入れます。それを繰り返して、最初に手札をなくしたプレイヤーの勝利です。
パーティーゲームの定番の1つですが、久しぶりに遊ぶとなかなか難しいです。文字が制限されるだけで意外と言葉が思いつかないのが面白いですね。
ピップランタン
シートにペンで書き込むいわゆる紙ペンゲームです。各プレイヤーは戦士やモンク、魔術師といったキャラクターを担当し、能力を強化しながらダンジョン奥に潜むボスを倒しにいきます。
ゲームはダイスドラフトで1つずつダイスを取っていき、最後に残った1つがモンスターのものになります。モンスターカードに表示されたダイスの目と一致しているとランタンの灯が減っていきます。ランタンの灯はライフも兼ねており、なくなってしまうとゲームオーバーです。
手番が少ないので、一手一手が重いです。強化していく順番も重要で、選択を誤るとクリアできません。バランスよく調整されており、ギリギリのところで勝ったり負けたりします。
協力型の紙ペンゲームはなかなかないので、このジャンルが好きな人にはぜひ試してみて欲しいです。
深い谷の酒場
デッキ構築に、ダイスドラフト、ダイスプレイスメントが加わったゲームです。
獲得したダイスを使い、酒場をアップグレードしたり、ゲストや店員をデッキに加えたりして得点を集めます。
テーブルがすべてお客で埋まってしまうとフェイズが終了してしまうので、上手いことカードを調整して、できるだけカードがめくれるようにデッキを構築していきます。
言語依存はなく、やるべきことも分かりやすいのでデッキ構築が好きな人ならばまず間違いなく楽しめます。拡張モジュールが用意されているので、それを加えることでまたプレイ感が変わるため、繰り返し遊びたくなります。