めずらしく小学生を相手にボードゲームを遊ぶ機会があったので、そのときに遊んだゲームや感想などをまとめておきます。
きっかけ
知り合いからお子さんの相手を頼まれたのがきっかけです。コロナウィルスの影響で休みが増えたため、テレビゲーム以外に遊べるものがあればとのことでした。
以前、わたしがボードゲームをしていることを話したことがあったため、子供でも遊べるようなゲームを紹介して欲しいと連絡がありました。
相手は8歳の男の子で、会うのは初めてです。
というわけで、所有しているゲームの中から対象年齢8歳以上のものを見繕って遊びに行ってきました。
お母さんも体験したいということで、自分を含めた3人で遊べるようなゲームをいくつか持参しました。
遊んだゲーム
イリュージョン
さまざまな図形が描かれたカードを指定色の面積が小さい順に並べていきます。並んでいるカードの順番が間違っていると思えばダウトを宣言します。
導入ということで、いろいろ悩みましたが、ルールが分かりやすいこちらを試してみました。
これはなかなか好感触でした。
ゲーム中も「本当にそこで大丈夫?」「おー、確かにそれっぽいね」などと声がけができるのでスムーズに展開します。答え合わせの時に数%差で逆だったりすると盛り上がりますね。
つかみとしては十分な反応でした。
ガイスター
2人用ゲームのため、自分はルール説明だけをしました。
これはイマイチでした。
一応対象年齢は8歳以上ですが、駆け引きや心理戦はまだ早い感じです。
途中で相手のコマを見ようとしたり、2マス移動させたりと、なかなかルール通り遊べていませんでした。
お母さんの方はコンポーネントもおしゃれだし面白いと感心していました。
どちらかというと大人向けかもしれません。
キャプテン・リノ
カードでビルを建てていくアクション要素があるゲームです。
見た目のインパクトもあり、ウケるかなと思ったのですが、そこまで食いつきはよくありませんでした。
カードを組み立てること自体はいいのですが、倒したら負けというのがあまり納得いっていないようでした。
インカの黄金
洞窟の奥へと探検するゲームです。同じ罠のカードが引かれるとそれまで獲得した財宝がなくなってしまうため、タイミングを見計らって帰還する必要があります。
これは想像以上に怖がっていました。
どうも罠の絵柄が怖かったみたいです。
罠が1枚も出ていない状態で帰還してしまい、なかなか上手くいきませんでした。
リトルタウンビルダーズ
資源を集め、建物を建ていくワーカープレイスメントです。
ちょっと難しいかなとも思ったのですが、8歳以上とあったのでやってみました。
非公開情報になってしまうため、目的カードは使用しませんでした。
結果、これがこの日1番ウケました。
食料もしっかり供給できていましたし、他の人に建物を使ってお金もちゃんと集めていました。ルールにつまずくようなこともありませんでした。
やはりこういった見た目がいいゲームはウケやすい気がしますね。
盤面がどんどん賑やかになっていくのもいいです。
簡単なカードゲームの方がウケるかなと予想していたので、これはちょっと予想外でした。
8歳男子と遊んでみて
初対面の小学生とじっくり遊ぶという貴重な機会でした。
しっかり楽しんでもらえたようで、後日キャプテンリノとリトルタウンビルダーズを購入したという報告がありました。
やはり実際に遊んでみないと、どういう反応になるかは分からないですね。
お母さん共々ボードゲームの楽しさを感じてもらえたようなので、また近々伺う予定です。