この日は3人で、プラハとマカロンを遊びました。どちらも初プレイのゲームです。
プラハ
前々からネット上で評判を見かけて、気になっていたゲームです。
デザイナーは「アンダーウォーターシティーズ」や「パルサー2849」を手がけたVladimír Suchý(ウラジミール・スヒー)です。
手番ではゲームボード上のホイールにあるアクションタイルを1枚選び、そこにある2種類のうち、どちらか1つのアクションを実行します。
アクションを実行することで、能力が強化されていき、さまざまな効果が得られるようになっていきます。
アクションは6種類しかないのですが、フリーアクションもあるため、選択肢は多いです。また、タイルの置き方で資源がもらえたり、マジョリティ要素があったりするため、考えるべきことも多いです。
なんというか、面白い要素が詰まっていることはわかるのですが、個人的には処理の多さや煩雑さが気になります。
これは同作者のアンダーウォーターシティーズやパルサー2849のときも感じたのですが、繰り返し遊べば面白いんだろうなと頭ではわかっていても、そこまでたどり着くのが億劫な感じがします。
プラハも面白いか面白くないかでいえば、面白いのですが、何度も繰り返して遊ぶかというと、そこまでの魅力は感じられませんでした。ただ、これを絶賛する人がいるのはわかる気がします。
マカロン
ソロルールが用意されためずらしいトリックテイキングゲームです。
切り札スートを2つ決め、さらにアレルゲンスートを1つ決めます。あとはビッド通りにトリックを獲得することを目指すのですが、アレルゲンが入ったトリックは1トリックにカウントされません。
そのため、他の人のビッドを外すために、わざとアレルゲンのカードを差し込みます。
ただ、ビッド通りいかなくてもトリック数だけの得点は入るため、そこまでシビアにはなりません。さらにいうと、ビッドは任意なので、しなくてもOKです。
ビッドや獲得トリック数はすべて1枚のボードで管理するのですが、ボードに対してトークンの数が大きいです。そのため、同じ位置や近い位置にくると、情報が隠れてしまい、かなり見づらいです。
また、ピスタチオ(黄)と緑茶(黄緑)もぱっと見で区別しづらいほど、色が似ています。
コンポーネントの造形に凝っているのはわかるのですが、プレイアビリティはあまりよくない印象でした。
ルール自体はそこまでひねったところがないため、割と遊びやすいトリックテイキングゲームです。