約250種類ものトランプゲームのルールを収録している「トランプゲーム大全」という本があります。かなりの量なので、恐らく一生かかっても遊び切れなさそうですが、現時点で遊んでみたものを簡単にまとめておきたいと思います。(2016年10月21日現在)
トランプゲーム大全まとめ
オススメ3作
ドッペルコップ
4人用トリックテイキング。2対2だったり、1対3だったり、ラウンドによってパートナーが変わるのが特徴。誰が味方かはゲーム中に分かるので、ちょっとした正体隠匿要素も。ルールのハードルは低くないが、トリックテイキングに興味がある人にはぜひ試して欲しいゲーム。
ウルティ
3人用トリックテイキング。カードを交換する機会が何度も回ってくるのが特徴。カードの出し方が通常のトリックテイキングよりも独特なので慣れが必要だが、一度理解してしまえば4時間くらいは簡単に遊べる。
99(ナインティナイン)
2~4人用だが基本的には3人用のトリックテイキング。手札からビッド数を作るのが特徴。手札によってなかなか思い通りにビッドできないもどかしさが楽しい。獲得トリック数をビッドするので得点計算も簡単。
遊んだゲーム一覧
ピケット
2人用トリックテイキング。トリックを始める前に、手札から役を作り、ポイントを得る。得点計算がちょっとややこしいかも。
ミゼルカ
3人用トリックテイキング。6種類のゲームがあり、各自が1度ずつ選ばなければならないので、全18ディール行う。得点計算がディーラーからの位置によって全員違うのが特徴。
ツーペン
2~8人用トリックテイキング。手札が4枚しかないのでギャンブル要素が強い。「口笛を吹く」というルールを見たときは衝撃を受けた。
ブラックレディ
3~7人用トリックテイキング。できるだけマイナス点を避ける、いわゆる「取らない系」のトリックアボイダンス。ルールは簡単で人数の幅も広いので、ちょっとした空き時間にも遊べる。
クラバヤス
2人用トリックテイキング。ビッドやメルドなど、いろいろな要素が詰まったトリックテイキング。カードが配りきりではないので完全なカウンティングができないようになっている。2人用の中ではイチオシ。
ネイブ
3人用トリックテイキング。トリックを取れば得点だが、各スートのJがマイナス点になるのが特徴。ある程度取らなければ得点にならないし、けれどもJは避けたいというのが悩ましい。
ファイブ・ハンドレッド
2~6人用だが3人が基本のトリックテイキング。どのくらい勝てるかのビッドがある。ビッドによっては一撃逆転のチャンスがあるのが面白い。専用トランプがあるのはめずらしい。
スカート
ドイツでもっともポピュラーな3人用トリックテイキング。面白いのは確かなのだが、ビッドの説明がなかなかややこしい。