最近はなかなか対面でボードゲームをする機会がないため、BGAでいろいろな方々と遊んでいます。今回はその中から10回以上遊んでいるゲームについて紹介していきます。
BGAについてはこちらの記事を参考にしてください。
BGA(ボードゲームアリーナ)で遊んでいるゲーム
テラミスティカ
それぞれ能力が異なる個性的な勢力を担当して、誰よりも反映することを目指す2~5人用のゲームです。
現時点、テラミスティカには「氷と炎」「商人たち」という2つの拡張が出ているのですが、BGAが対応しているのは「氷と炎」までです。
ただし、実物ではまだ発売されてない種族が多数採用されているため、それだけでも遊ぶ価値があります。これまでの種族よりも、さらにトリッキーな能力が多いため、新鮮にプレイできます。
ハダラ
3つの時代にわたって文明を発展させていく2~5人用のゲームです。
カードを購入して、個人ボードのパラメータを上げていきます。特殊効果は少ないため、得点と上昇値を見比べて、どのカードを選んでいくかがゲームのキモです。
カードの取得方法が少し変わっていて、最初は2枚のうち1枚を選びます。それを全5色行った後、今度はボード上に置かれている先ほど選ばれなかったカードの中から好きなものを選んでいきます。
この手のカードが多いゲームは、欲しい色が引けないといったことがよくありますが、ハダラでは必ず全色買えるチャンスがあるため、運の要素が軽減されています。
もともと好きなゲームで、拡張を輸入して手に入れたほどなのですが、そこまで人気がないようで日本語版は安売りされています。
レース・フォー・ザ・ギャラクシー
5つのアクションから好きなアクションを選んで実行するのですが、他の人が選んだアクションも実行します。ただし、選んだ人にはお得な特権があります。
どんどんカードをプレイしていき、12枚以上プレイした人がいるとゲーム終了です。(勝利点チップがなくなって終わりの場合もあります)
アイコンが多かったり、カードを製品として使ったり、カードによって出すコストが違ったりと、なかなかクセがあるシステムなので、人によって合う合わないがあります。
大量にカードがあるため、シャッフルするのが大変なのですが、BGAはそういった手間がないため、気軽に遊べます。
また、軍事力が数値で表されているため、いちいちカウントしなくていいのも楽です。
カヴェルナ
国内でも人気のボードゲームデザイナー、ウヴェ・ローゼンベルクのワーカープレイスメントです。
大まかなシステムはアグリコラなのですが、最大の特徴であったカードがなくなったため、かなり印象が異なります。
アグリコラはカードによる経験の差が出やすかったのですが、カヴェルナでは全員がすべてのタイルを入手可能なため、運要素がほぼなくなりました。
1回のアクションで複数行動できるものが増えたため、アグリコラよりも展開が早くなっています。
BGAのカヴェルナは拡張なしで毎回同じタイルを使うのですが、それでも10回以上は問題なく楽しめています。
イノベーション
10の時代にわたって自分の文明を発展させていくカードゲームです。
手番ではカードを引くか、カードをプレイするか、プレイしたカードの効果を発動します。発動時、アイコンの数によって相手にマイナス効果を与えたり、同じ効果が受けられたりします。
ルール自体はシンプルなのですが、独特な用語が多く、すべてのカードがテキスト効果なので、かなりハードルは高いです。また、状況によっては一方的に相手に攻撃することも可能なため、人を選ぶのは間違いありません。
こちらも毎回アイコンの数を数えるのが手間なのですが、BGAではすべてのアイコンの数が表示されているため、サクサク遊ぶことができます。
アクションする際に、相手も恩恵を受けるかどうかが表示されるため、実物よりもかなりわかりやすいです。
エイジオブシヴィライゼーション
かなりコンパクトな文明系ゲームです。それでもテックツリーや世界遺産の建設、戦争、疫病などなど一通りの要素が入っています。
手番ではアクションスペースにワーカーを配置してその効果を得ます。一般的なワーカープレイスメントと異なり、手番プレイヤーがすべてのワーカーを置ききるため、妨害要素はありません。
特徴はさまざまな効果をもつ文明カードで、これを3枚まで組み合わせることでオリジナルの文明が完成します。
全6ラウンドしかなく、手番のアクションも2~4回程度のため、あっさり終わります。それでいながら得点の取り方がいろいろあるため、毎回展開に合わせて最善手を選ぶ必要があります。
当時kickstaterで入手したときにはそこまで遊んでいなかったのですが、BGAで面白さに気づいて10回以上遊びました。
アグリコラ
ワーカープレイスメントの代名詞的存在です。
畑を耕したり、牧場を作ったりしながら、自分の農場を発展させていきます。膨大な種類のカードがあるため、毎回違った展開が楽しめます。
ボードゲームにどっぷりハマったきっかけのひとつということもあり、BGAでもたびたびプレイしています。
リビングフォレスト
デッキ構築+バーストのゲームです。
アイコンの数を参照して、カードを購入したり、火を消したり、樹を植えたりしていきます。
勝利条件が複数あるため、周りの状況を見ながら勝てそうな道を探っていきます。ときには達成阻止のために他プレイヤーの妨害も必要です。
テキスト効果などはなく、数値といくつかのアイコンだけのシンプルな構成なのですが、テンポよく遊べるため一時期ずっと遊んでいました。
ビヨンドザサン
宇宙を舞台にしたワーカープレイスメントです。
アクションスペースがテックツリーになっているため、前段階を開発しないと上位のアクションができないようになっています。しかも、上位アクションは開発時に決定するため、どういったアクションが出るかは徐々にわかるようになっています。
当時、実物で遊んだときは要素が多くてなかなか大変だなと感じたのですが、BGAでやってみると案外そうでもなく、繰り返し遊んでいます
どういったアクションが登場するかのドキドキ感があり、毎回違った展開を味わえます。
ワーカープレイスメントは運要素が少なく、ガチガチな展開になることが多いのですが、ビヨンドザサンは見た目の割に大ざっぱな感じなので気軽に遊びやすいです。
オーディンの祝祭
カヴェルナ、アグリコラに続き、こちらもウヴェ・ローゼンベルクのワーカープレイスメントです。
膨大なアクションスペースにランダムな職業カード、タイルのパズル要素まである盛りだくさんなゲームで、ボリュームはウヴェ・ローゼンベルクのゲームの中でも随一です。
BGAは拡張に対応しておらず、島の種類も少ないため、10回ほど遊んでからはやらなくなってしまいました。
実物で遊ぶと間違いやすいタイルの置き方が学べるので、プレイ回数があまりない方は、まずこちらを遊んだほうがいいかもしれません。
実物よりも気軽に遊べるBGA
BGAで10回以上遊んでいるゲームを10タイトル紹介しました。
ちなみに今回紹介した中で、実物をプレイしたことがないのはリビング・フォレストだけです。また、8つは実物を持っています。やはり実物の経験があったほうが圧倒的にプレイしやすいです。
実物じゃないと物足りないという人が多いのも理解できますが、それでもこうして少しでもボードゲームに触れられるのは大きなメリットだと思います。とくになかなか遊びに行ける機会がないと、こうした手段があるのはありがたいです。
無料で遊べるゲームも多数あるため、興味がある人はぜひ登録してみてください。
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