絵や言葉を書いて表現するゲームをまとめてみました。簡単なルールが多いので、普段ボードゲームを遊ばない人でもすぐに理解可能です。
テレストレーション
お題を絵と言葉で伝えていく伝言ゲームです。
各自がお題を確認したら、スケッチブックに絵で表現します。制限時間が来たら、スケッチブックを隣に回します。今度は隣の人が描いた絵が何かを言葉で書きます。今度はそれを隣に回して……、といった感じに絵と文字でお題を伝えていきます。
終わってから順番に絵と言葉を見直していくと、思わぬ方向に展開しており、とても盛り上がるゲームです。
デュプリク
出題者と絵を描く人を交代でやるゲームです。
出題者はお題の絵を口頭で説明します。描く方は絵を見ることはできず、口頭の説明だけで絵を描いていきます。
90秒経ったら、出題者が今回のチェックポイントを確認していきます。指定のものが描かれていると得点が入ります。
このゲームの面白いところは出題者も何が得点になるのか分かっていないところです。そのため、解答の際に「え~、そんなの聞いてないよ」とみんなから言われることが多いです。
絵が上手いかどうかではなく、描けているかどうかが得点になるのも、このゲームならではです。
ピクトマニア
絵を描きながら他の人のお題を当てる忙しいゲームです。
お題カードが並んでおり、各自がそれぞれどれかのお題を描いています。他の人がどのお題を描いているか分かったら、予想カードを裏向きで置きます。絵は完成している必要がなく、どのタイミングでも予想することができます。
予想に集中したいところですが、自分の絵を当ててもらわないと失点になるため、どちらも上手くこなす必要があります。
難易度が4段階あり、もっとも難しいお題だと「これをどうやって表現するのだ?」というものもあるため、腕に覚えがある人はぜひチャレンジしてみてください。
ジャストワン
できるだけたくさんのお題をクリアする協力ゲームです。
回答者以外の人はお題カードに関するヒントを考えます。他の人が何を書いた見てはいけません。書き終わったら一斉に公開して確認します。もし、誰かとかぶってしまったら、そのヒントは伏せておきます。
回答者は残ったヒントを見て、お題が何かを当てます。
分かりやすいヒントだとかぶってしまうし、分かりにくいヒントだと答えてもらえないしと、何を書くかが悩ましいゲームです。「これは誰も書かないだろ」と思ったヒントが意外とかぶったりするので盛り上がります。
ゴモジン
お題を漢字2文字+カタカナ3文字で表現するゲームです。
1人が回答者となり、他の人はお題を確認します。一斉に書き始めて、終わった順に数字タイルを取っていきます。
回答者は数字タイルの順番にヒントを見ていき、お題が何なのかを当てます。正解すると回答者と書いた人の両方に得点が入ります。
文字数が決まっているため、なかなか難しいです。その分、良い表現が浮かんだときの気持ちよさもなかなかです。
ゲスクラブ
全員がテーマにあった言葉を6個ずつ書きます。
手番では自分が書いた回答を出すか、このラウンド中に何個の答えがかぶるかの賭けを行います。回答を出したときに、誰もその答えを書いていないと罰金があるため、あまり奇抜な答えは書けません。かといって、みんなが書きそうな答えだと、回答が出せなくなってしまうため、少人数が書きそうな答えを狙う必要があります。
意外な答えが一致するのも面白いですが、賭け要素が思った以上に盛り上がります。
デクリプト
2つのチームに分かれて遊ぶゲームです。
チームの中の1人が暗号化役になり、4つのお題に対するヒントを考えます。残りのメンバーはそのヒントがそれぞれどれを指しているかを答えます。ただし、このとき敵側もヒントを聞いているため、どれがどれだかバレてしまうとアウトです。
そのため、味方には伝わり、敵には伝わらないようなヒントを考える必要があります。しかも、同じヒントは書けないため、後になるほど考えるのが難しくなっていきます。
最初はまったく関連性がなかったものが、ある瞬間につながって見えるのがとても気持ちがいいゲームです。