ボードゲームの中には、さまざまな動物が使われているものも多いです。そこで今回は、ネコが登場するボードゲーム・カードゲームをピックアップしてみました。ネコ好きの方は必見です。
袋の中の猫フィロー
タイトルに「猫」と入っているカードゲームです。作者は緑でお馴染みのフリードマン・フリーゼです。
裏向きでカードを出し、他の人が何を出したか分からない状態で競りを行います。パスするたびにカードが公開されていき、中身が何なのか徐々に分かってきます。
価値が高い猫を集めるのが目的なのですが、犬のカードが入っていると猫が除外されてしまいます。そのため、他の人の動向を窺いつつ、高得点が取れそうなカードを競り落としていくことがポイントです。
コテージガーデン
パズルのようにタイルを組み合わせて、庭園を造っていくゲームです。作者はウヴェ・ローゼンベルクです。
ボード上に植木鉢やガラスが描かれているため、そこを避けるようにタイルを置いていきます。得点は減りますが、イラストの上にタイルを置いても構いません。
庭園なので花のタイルがメインですが、一定得点を超えるごとに猫タイルがもらえます。猫タイルは1マスなので、タイルを組み合わせたときに空いてしまったスペースを埋めることができます。
ニャー
2~6人用のトリックテイキングゲームです。作者はライナー・クニツィアです。
ラウンドごとに獲得できるチップがあらかじめ並べられており、プラス点の場合は勝つ、マイナス点の場合は負けることを目指して、トリックを行っていきます。
切り札固定のマストフォローなので、トリックテイキングに慣れていなくても遊びやすいです。
よくばりパグ
犬がモチーフのトリックテイキングですが、緑のスートがネコです。作者はアンドレアス・ペリカンです。
4スートのマストフォローなのですが、緑だけはいつでも出すことができます。緑でリードした場合はメイフォローとなり、好きなカードが出せるようになります。
スートの強さが1トリックごとに変わるため、先が見えない展開になります。
アイルオブキャッツ
島からネコたちを救出するカードドラフト&タイル配置ゲームです。
個人ボードが船になっており、そこにパズルのピースのようにネコタイルを配置していきます。また、ネコの置き方によって得点が加算されていくため、よく考えて置いていかなければなりません。
タイルの上に置くためのネココマもあります。
キャリコ
キルトボードに6色・6種類の模様がついたパッチタイルを配置していくゲームです。
タイルの置き方によって条件を満たすと、タイルの上にネコトークンが置かれます。
ネコに対するこだわりが強く、すべてのネコに名前がついており、どんなネコなのか詳細な説明まで書かれています。
キャットインザボックス
マストフォローのトリックテイキングゲームですが、カードには数字しか書かれていません。スートはカードをプレイするときに宣言します。
宣言されたカードは以降、使うことができなくなるため、どんどん選択肢が狭まっていきます。場合によっては存在しないはずのカードが手元に残るというパラドックスが生じます。(4スートに対して5枚ずつカードがあるため)
量子系トリックテイキングゲームと名高い意欲作です。
ROOT(ルート)
さまざまな動物が登場するゲームで、その中の1つとしてマルキス・デ・キャットというネコの種族が登場します。
種族ごとにやることがまったく違うというめずらしいルールで、各プレイヤーごとに別々の説明が必要になります。
別のことをしつつも、同じボード上で30点を目指すという変わったゲームです。
ぬくみ温泉繁盛記
温泉旅館を経営するワーカープレイスメントです。
さまざまな効果をもつ従業員を雇ったり、資材を集めて部屋を増築したりしていきます。
ラウンドごとに増えていくアクション、テキスト効果、給料支払い、個人目標とお馴染みの効果がまとまっており、とても遊びやすく仕上がっています。
ゲーム本編とはあまり関係ないですが、スタートプレイヤーマーカーがネコのフィギュアです。